CnetのインタビューでMicrosoftのPanay氏が、Surface Pro 5のようなものはすぐには発売されないと明言したそうです。
CNETとのインタビュー
CNETがMicrosoftのパナイ氏に行ったSurface LaptopのインタビューでSurface Pro 4の後継機について触れており、その回答としてSurface Pro 5はすぐには発売されないと明言しています。
- 「Surface Pro 5なんてありません」マイクロソフトのパノス・パナイ氏が発言。Pro新機種は劇的な進歩があったとき(engadget)
- Who exactly is Microsoft's new $999 Surface Laptop for?(CNET)
CNETの記事の最後でパナイ氏が述べているのですが、engadgetの記事がほぼそのまま翻訳したものなので分かりやすいでしょう。
要は、
- Surface Pro 4は5年戦える製品
- 多くの人々が求めている意味のある変更とはハードの変更ではない
- バッテリーの持ちが飛躍的に向上するとか、大幅な軽量化が可能になるとか、大きな変化が必要
とのことです。
今まで予想されているSurface Pro 5はCPUをKaby Lakeに載せ換えるぐらいで大きな変化は無いだろうと言われていますので、パナイ氏の発売しないという理由に合っていることになります。
こう言っている人もいますがSurface Pro 5の発表は否定されたことになります。
日本市場での問題
どうも近年、Microsoftの戦略と日本の市場との相性が悪いようで、発表される製品はことごとく日本市場が外されています。
先ごろ発表された教育”機関”向けのSurface Laptopも日本での発売は未定ですし、未だにSurface Studioも発売されていません。Surface Laptopは教育機関向けであり学生向けではありません。学生が買うには高すぎるのです。
現状で日本市場で売られているSurfaceシリーズを見てみると昨年までは、Surface 3、Surfce Pro 4、Surface Bookと3つの製品系列で売られていました。
Surface 3は学生向け、Surface Pro 4はビジネスマン向け、Surface Bookはクリエイター向けです。
しかし、Surface 3は製品系列として終了したためCore m3を搭載したSurface Pro 4の価格を下げて学生向けとしたようです。
したがって現状でのビジネスマン向けの選択肢はCore i5/i7を搭載したSurface Pro 4だけということになります。
パナイ氏はSurface Pro 5を待つことなくSurface Pro 4を買えばよいと言っていますがどうなのでしょうか。
Surface Proシリーズが売れた理由はいろいろありますが私が感じるのは、
- コストパフォーマンスが高い
- 余計なソフトが一切入っていない
- Windows 10開発メーカーの製品のため互換性が高く安定して使える
という点です。
ただし、2-in-1という製品形態は日本には向かなかったと思われます。
理由は殆どの人がタイプカバーとセットで買っていくからです。日本市場ではキーボードは必須なのです。
ならばSurface Laptopは理想的な製品です。
OSの違いはありますがSurface Pro 4の上位互換機と考えることができます。
急がないならSurface Laptopが日本市場で販売されるのを待った方が良いかもしれません。
5月26日に日本での発表があるとのことですが、その前の5月23日に海外での発表があることからSurface Laptopかどうかは分かりません。
- 日本マイクロソフト、5月26日に新Surface発表へ(PC Watch)
まとめ
Surface Pro 5ではありませんが5月23日にSurface関連の発表があるそうです。
とりあえず、その発表を見てから何を買うべきか考えればよいでしょう。
Windows 10 SではなくWindows 10 Proを搭載し、業務利用可能なOffice Premiumが付いたSurface Laptopが発売されるのが理想なのですが。
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