「設定」アプリで急に「一部の設定は組織によって管理されています」と表示されて、いくつかの設定を変更できなくなりました。
「診断データと使用状況データ」の送信設定が原因と分かりましたが、送らないなら利用を制限するというWindows 10の仕様に不安を感じます。
「一部の設定は組織によって管理されています」という表示
最近になって、急にこの表示が出るようになりました。一部の設定が変更できなくなっています。
「組織」ということなのでグループポリシーに関係するものかと考えたのですが、関係がありそうな設定をしたことはありません。調べてみると、こちらのような記事がありました。
- 一部の設定は組織によって管理されています(Dead Zone)
原因はプライバシー設定によるものとのことです。Windows 10のプライバシー設定についての記事を書いたときに設定を変更していました。
診断データと使用状況データ
「設定」アプリの「プライバシー」に「診断データと使用状況データ」という項目があります。デフォルトでは「完全(推奨)」となっています。
この項目についての詳しい説明はWindows 10 FAQにあります。
- Windows 10のフィードバック、診断、プライバシーに関するFAQ(Microsoft)
「オフ」という選択肢は無く、「基本」「拡張」「完全(推奨)」の3つから選びます。
できるだけMicrosoftに送信するデータを少なくするために「基本」を選択すると「一部の設定は組織によって管理されています」と表示され、いくつかの設定を変更できなくなります。
したがって「診断データと使用状況データ」は「拡張」か「完全(推奨)」に設定する必要があります。
制限がかかっても問題が無い場合のみ「基本」に設定してください。
まとめ
まさか、詳細なデータを提供しないとWindows 10が機能制限をかけて来るとは思いませんでした。
やはり、Windows 10はいろいろな意味で実験プロダクトであると実感しました。このまま使い続けることに不安を感じます。
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