Windows 10 Insider Preview Build 10130以前と10158以降との明確な違い
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2日連続でWindows 10 Insider PreviewのBuildが更新されました。
- Windows 10新ビルドが2日続けて公開に～ビルド10159には1つの興味深い変更が追加(PC Watch)
- 遂に今週3つ目のWindows 10新ビルドが公開に(PC Watch)
実際にインストールしてみたところ、Build 10159に追加された興味深い変更はログイン画面の変更と壁紙とのことですが、それよりもBuild 10158からはWindows 10 Insider Programへの参加が必須となりました。
興味深い変更
興味深い変更とは例えばBuild 10130までは、設定ウインドウ内のアイコンの描画方法が、下から浮かび上がって来るような表現だったのが、Build 10158以降は画面奥から近づいて来る表現に変わったので、こういう細かい表現方法の変更なのかなと思ったのですが違いました。
壁紙に力が入っていると言われても、以前から綺麗な壁紙が配布されていますから何が違うのかよくわかりません。
- Windowsテーマ(Microsoft)
左のカテゴリーを選ぶと沢山のテーマが表示されます
と思っていたら、制作が非常に大がかりであることのビデオが公開されました。
Build 10158
まず、Build 10130からBuild 10158へのアップグレードは従来通り問題無く行われました。
次に、Build 10159にアップグレードしようとしたところアップグレードできません。
Windows Updateの詳細オプションを見てみると、このような表示に変わっていました。
「修正」をクリックすると、Microsoftアカウントとの関連付けが必須となっています。
Microsoftアマウントとの関連付けは問題が多いのでローカルアカウントを使っていましたが、仕方ないのでMicrosoftアカウントに切り替えました。「Microsoftアカウントでサインイン」をクリックし、指示に従って関連付けを行います。
Microsoftアカウントとの関連付けを行うと次にWindows 10 Insider Programに参加しているかを確認する必要があります。「最新の情報に更新」をクリックします。
Windows 10 Insider Programに参加している確認が取れると、従来と同様に「Fast」に設定することでInsiderビルドを入手できるようになりました。
Build 10159以降はWindows 10 Insider Programへの参加が必須
Build 10158までは誰でもインストール可能でした。ローカルアカウントでもインストールと最新Buildへのアップグレードが可能でした。
Build 10158にはWindows 10 Insider Programに参加しているかのチェック機能が追加され、ローカルアカウントの場合はMicrosoftアカウントへの切り替えが強制され、切り替えた後はWindows 10 Insider Programに参加しているかのチェックが行われるようになりました。
もちろんISOイメージを入手できればBuild 10159はインストール可能ですが、以降のアップグレードは上記手順を踏まないと行えなくなります。
(厳密にはBuild 10130以前からBuild 10158以降にアップグレードすることにより起きる問題です)
Windows 10は一般販売が開始されるにあたり、正式バージョンと引き続きInsider Previewとして評価が続くバージョンに分離します。
もしかしたら、正式版にも「Insiderビルドの入手」という項目があるのかもしれません。
なお、アップグレードはできなくなりますがローカルアカウントへの切り替えは、どのBuildでも行えます。
追記
Build 10162も公開されました。
しかし、Build 10130のPCはアップグレードできたのですが、Build 10159のPCは未だアップグレードできていません。ローカルアカウントに戻していたので、再度Microsoftアカウントに変更したのですが、配信の順番待ちになっているようです。
半日ほど経ってダウンロード候補にBuild 10162が表示され、ダウンロードを開始したのですが0%のままで、なかなか進みません。やっとダウンロードが完了しアップグレードを始めたものの、結果としてアップグレードに失敗しBuild 10159に戻されてしまいました。こんな品質で一般配布して大丈夫なのか不安です。
