UPS(PC用)

PC周辺機器
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普通、家庭ではUPS(無停電電源装置)など必要ないと思います。しかし、一度事故を体験すると保険として必須であると実感します。

突然電源が切れて、データが飛ぶとか、HDDが壊れるとか。電源が切れる原因は、家電の使いすぎによりブレーカーが切れることがほとんどでしょう。しかし、今年のようなゲリラ雷雨があると電力会社が原因の停電も起きるわけで。

最初は、300VAのテーブルタップを大きくしたようなものを使っていましたが、バックアップするPCの電力が大きすぎ過電流で落ちることがあり買い換えました。

UPSと言えば、OMRONやAPCが有名どころですが、APCのES725を購入しました。これは出力容量が725VA/450Wの製品です。UPSを購入するときの注意は、VA表記とW表記がありW表記を見る必要があることと、実際にバックアップできる時間はバックアップすべきPCの消費電力で変わるということです。

APCのHPで見ると、300W程度のシステムで6分利用できるとあります。300Wというのは、作業途中のデータを保存したり操作をするなら、PCに加えてディスプレイの消費電力も考慮する必要があります。

使用する時は、PCとディスプレイの電源をUPSのバックアップコンセント(サージ対策のみのコンセントが必ず付いていますので、バックアップ側に接続します)に接続するとともに、USBケーブルも接続します。USBケーブルで接続することでWindowsはノートPCのようにバッテリー付きPCとして振る舞います。

単に電源のバックアップなので問題は無いのですが、デザイン上、コンセントが表面にあるため、ケーブルの引き回しでUPS付近が煩雑になります。そこで、これはAV機器用にして、PC用は別の製品を探しました。(AV機器でのUPSの必要性については別記します)

見つけたのが、サンワサプライのUPS-750Cです。出力容量が750VA/450Wの製品です。

スペックでは、ES725とほぼ同等なのですが、配線がすべて背面にあり、前面にインジケーターと電源スイッチというデザインです。UPSをサンワサプライで売っているとは聞いたことがなかったので、若干不安もありましたが、1年間使用していて何ら問題は発生していません。

添付のPowerPanel Personal Editionをインストールすると、電源電圧、消費電力、バックアップ可能時間などが表示されます。また、停電時のバックアップ動作時間の設定と、バッテリーのテストを行えます。以下に、画面を掲載します。なお、保証外ですが、私の使用している、Windows Vista (x64)でも問題なく動作しています。停電時のバッテリー運転への切り替えも正しく行われます。

Windows Vistaはハイブリッドスリープがサポートされました。スリープでも、休止状態のようにHDDにメモリー内容を書き出し、復帰時に電源が切れていなければメモリーから、電源が切れたならHDDから復帰することで作業状態が失われることはありません。

Windows XPはハイブリッドスリープがサポートされていませんので、6分間のバックアップが可能なら、短時間の停電である場合も考慮し、3分間バックアップ動作し、3分が経過したら、休止状態またはシャットダウンするように電源の設定で設定します。残りの3分はHDDへのメモリーの書き出し、または、シャットダウンに必要な時間です。このあたりの時間は実際に自分のPCで掛かる時間を計って設定するとよいでしょう。

UPS-750CはCyberPowerのOEMのようなので、PowerPanel Personal EditionはCyberPowerのサイトからWindows 10対応の最新版をダウンロードできます。

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