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torne

AV機器
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torneとはPS3用の地デジチューナーとコントロールソフトのセットです。TVでも宣伝されていますのでご存知の方も多いと思います。

昔、デジタルでの録画はAX10で環境を作っていたのですが、BSの録画とその斬新なユーザーインターフェースに惹かれてPSXを導入しました。今ではソニー製品では当たり前のように使われているXMB(クロスメディアバー)はPSXで最初に導入されました。PS1もPS2もゲームだけしか出来ませんでしたからメディアを選ぶという概念が必要なかったのです。DVDレコーダーとの融合であるPSXでTVとゲームというメディアを選択する上で生まれたのがXMBです。

PSX以降XMBはプラズマTVのVEGAやDVDレコーダーなどでも高級機に採用されてきました。PSPは最初からゲーム以外での使用も考えられていたためXMBが導入されました。PS3も同様です。最近ではPlayStation Homeでもワールドマップが廃止されナビゲーターに変更されました。これもXMBに近いものです。

ゲームとAV機器の融合であるPSXで採用されたXMBは久夛良木氏の功績であり、逆に言えばXMBは久夛良木遺産の象徴とも言えるかもしれません。

どんな内紛があったのか知りませんは久夛良木氏はSONYを追い出され、SONYはSCEをわざわざ解体し、ソニーコンピュータエンタテイメントという会社を新規に作りなおします。あたかも久夛良木氏の遺産を一掃するがごとく。

長々と書いて来ましたが、torneはPSXから始まったXMBという縦横の直線で選択する鋭角的なセンスのインターフェースからフレンドリーな円形に選択するユーザーインターフェース(ここではトルネUIとします)を採用したことに大きな方向転換を見ることができます。

XMB

XMB-01
トルネUI

torne-02

USB接続の地デジチューナーユニットはパソコン用よりも安価な作りに見えます。地デジチューナーユニットは背面にアンテナ接続用のFコネクタ、前面にUSB端子があります。元々PS3のUSB端子が前面なので地デジチューナーユニットのUSB端子が前面になるのは仕方ないのかもしれませんが、綺麗に配置できません。

torneを導入するとファームがネット配信されていない3.16に上げられ従来のPSPのようにテレビの項目が追加されその配下にtorneがインストールされます。

torne-01

torneの本質はそのソフトにあります。torneのサイトのビデオのように本当にサクサク動作します。ほとんどの操作が十字パッドと○×△ボタンで出来ます。操作方法はそのビデオを見てもらった方が早いでしょう。

良くも悪くもHDDレコーダー、タイムシフトマシンでしかありません。メディアに残さず見るだけなら非常に快適に見れます。

そこで、実家のPS3に接続してデモして見せたのですが、反応がイマイチでした。韓国ドラマや映画をよく見ているのですが、韓国ドラマはNHK-BSが多く、地デジの映画は古いものしか放映されないため、新しい映画はWOWOWでないとやらないのだそうです。

ということでtorneの死角はBSチューナーが無いことです。実家への導入はBSチューナー付きが出るまで見送りです。

ここからは私の予測ですが、PS4はPS3と全く異なるアーキテクチャーになるそうですので、PS3は今後、タイトルも少ないことから消えていくのかもしれません。しかし現状のBDレコーダーのように価格競争に巻き込まれるAV機器はコストダウンのため、最低限の処理能力のCPUとメモリーでユーザーがぎりぎり我慢できる速度のユーザーインターフェースを実現しており、圧倒的なCPUパワーを用いたトルネUIは他社では真似は出来ません。特にXMBのように上下左右の直線ではなく円形に回すことなど現状のBDレコーダー搭載のCPUでは出来ません。

トルネUIにおいてオプション操作も円形のインターフェースで行われます。△ボタンを押すと表示されます。よく見るとコマンドが割り当てられていない小さな丸印があります。この部分に編集関係のコマンドを配置すればBDレコーダーで十分使えるわけです。

torne-03

なので、昔のPSXとは逆にBDレコーダーにPS3が取り込まれるか、PS3のCELLから演算ユニットを削減しシュリンクしたCELLをBDレコーダーに搭載してトルネUIをBDレコーダーに搭載してくるかもしれません。これは外観上の久夛良木遺産の撲滅にも一役かうからです。

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