pomera(2)

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昨日、pomeraがヨドバシカメラに入荷ました。ヨドバシドットコムは既に売り切れですが、新宿にはまだありました。

やっと実機を触ることが出来ましたので感想ですが、ノートパソコンを持っていなくて物を書くことにのみに特化するなら、及第点ではないでしょうか。前にも書いた通り、NetBookの値下がりが激しく既にメーカーも消耗戦に入っていますので、価格の優位性はすぐに無くなるでしょう。こんな市場にSONYは参集するようですが、VAIOブランドとデザインでそこそこ売れるでしょうが、値段をどのあたりに設定してくるかは興味があります。

話がそれましたが、pomeraの液晶ですが、確かに非常にコントラストが高くバックライト無しで十分使えます。ただしそれは周りが明るいところでの話で、車中や夜間の飛行機など厳しいでしょう。

起動時間も少し待たされる感じはあります。ATOKを搭載しているなど、PCに近い起動プロセスを踏んでいるためだと思われますが、PDAなどを使い慣れた身としては、もう少し早い起動を期待してしまいます。

一番の問題はやはりキーボードでしょう。確かにキーの大きさや間隔はパソコンに近い操作性を実現していますが、キートップの形状が私は好きになれません。文章を書くことを仕事または趣味としている人は、ブラインドタッチが出来るでしょうから、キーの形状がどうであろうと正確にキーの中心を打つことが出来るでしょう。しかし、キーの位置はだいたい覚えていても、たまに見ながら打つ私のような場合、キートップが指の先がしっくりくるように凹んでいると、指を置いてからキートップの中心に指の触感で修正できるのですが、pomeraのキートップは真っ平らなので打ち辛かったです。また、キー間の隙間も狭いので隣のキーに触ってしまうことも多いように感じました。

キーボードの好みは人それぞれで、人の評価が自分にも当てはまるとは限らないため、購入を検討される方はまず、実機を操作してみた方がよいでしょう。特にpomeraは打つことに特化していますので、厳しい評価にさらされても仕方ないでしょう。

 

初回出荷分があっという間に売り切れたところを見ると前評判だけで購入した人が多いと思われます。また、今回の入荷分も通販は売り切れていることから、私のように実機を見たことが無い人が多いように思われます。今なら量販店店頭で見ることが出来ますので、じっくり見て検討されることをお勧めします。

 

なお、KING JIMは事務機器メーカーですので、過剰在庫になるような生産はしないと思われ、定期的に次の世代を出す必要性もないことから、値崩れはしないかもしれません。

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