iOS7の機能が発表になりました。
詳細は、下記で詳細にレポートされています。
- 【更新終了!】WWDC 2013をリアルタイム更新でお届けしました(GIZMODO)
写真や説明を見て感じたのは、今までの立体的なデザインから、Windows 8のModern UIのようなフラットなデザインに変わったこと。それでも、半透明なデザインを残しているのは、PS VITAの影響かもしれません。アイコンのグループ化のデザインなどPS VITAにそっくりです。
操作感は、縦や横へのスワイプでページやアプリを切り替えるのは、Android 4.XやPS VITAに似ている気がします。
機能については、いろいろ利便性の改善や、代表的なSNSとの連携など、よくはなっています。しかし、個人的には、この機能は早く使ってみたいとワクワクするようなものがありません。
MicrosoftがAppleを追うのをやめ、Modern UIを提案しましたが、Windows 8では受け入れられず、Windows 8.1で再挑戦しようとしています。今回のiOS7はそんなMicrosoftを追っているように見えます。いつの間にか、Appleは追われる立場ではなく、追う立場になってしまったように感じられます。
やはり、ジョブズを失ったAppleには、魅力的な製品を生み出すことは出来ないのかもしれません。
いろいろWWDC2013についての見解が出てきました。
- アップルがWWDC 2013で伝えた「本当に大事なこと」(ITmedia)
こちらはバイアスが加わっているように見えますが、同じイベントを見ても、
- アップルの新製品発表は期待外れ?技術革新の鈍化を否定するアップル幹部陣(JBpress)
こちらは別の感じ方をしたようです。本当のところは製品が出てみないとわかりません。
書き忘れたので追記します。
ワーキングメモリーの問題です。今回のiOS7の改善点はメモリーを食う物ばかりです。スワイプを行えるということは、それらの画面を事前に描画して、メモリーに保持しておく必要があります。マルチタスクを本格的なものにするならば、当然、各アプリの要求するメモリーを勝手に解放したり、スワップアウトせず、メモリーに保持しておく必要があります。
あくまで憶測ですが、その結果、256MBしかメモリーを持たないiOS機器はアップデート対象外、512MBしか持たないiPad miniなどは動作が遅くなり、次期iPhoneは2GBのメモリーを搭載してくるかもしれません。
OSの高機能化と肥大化を、高速なCPUと大量のメモリーを搭載することで凌いでいるAndroidと、似た状況になるのかもしれません。