むかし、会社で評価のため購入した電子スチルビデオカメラQ-PICを、職場の仲間とのスキー旅行に持っていき、仲間が滑ったり、コケたりしているところを写し、宿に戻ってからテレビにつないで昼間の写真をみんなで見て、大いにもりあがったことがありました。
今となっては、何にでもカメラが付いていますから簡単に写せ、共有するならメールで送るなりtwitterにアップするなり簡単にできてしまいます。
しかし、大きな一つの画面をみんなで見て、もりあがるのとはちょっとニュアンスが違います。
Windows 7の「アクセサリ」に「ネットワークプロジェクターへの接続」という項目があります。これを見たとき、これで会議の時、自分の資料を発表するのに、いちいちVGAケーブルをずるずる引きずって自分のPCまで持って来なくてよくなると期待しました。でも、この機能を使うにはプロジェクターが対応していなくてはならないことがわかり、結局会社では使うことは出来ませんでした。
iOS5の発表会をリアルタイムでブログにアップしていた人の記事を読んでいるときに、AirPlayミラーリングが搭載されると知って、これは会社で出来なかったことが家庭で出来るかもしれないと大いに期待しました。
私がやりたかったことは、iPad2の画面を、大画面のTVに映すことです。
親の家には、PCを設置しています。主にTVや新聞で気になったことをインターネットで調べているようです。手術することになった時も、何処の病院の何先生が、この手術では実績が多いとか細かく調べていました。そして調べた結果を相手に見せる場合は印刷していました。
iPad2を設置してからは、簡単な調べ物はiPad2で行うようになったそうです。簡単だからと言っていました。
しかし、印刷しなければならない場合(情報共有する場合)は、PCを使うそうです。昨年買ったCanonのプリンターがAirPrintに対応していないため、iPad2から印刷できないからです。
(PC経由でAirPrintを使えるようにすることも出来ますが、PCの電源を入れるなら、PCで調べた方が早いです)
そこでAirPlayミラーリングです。二人が見れればよい情報ならばAirPlayミラーリングが使えるはずです。
とりあえず、AirPlayミラーリングが使えるようにApple tvを設置し、AirPlayミラーリングの利用方法の説明書を作りました。WOWOWを見ているので本来のApple tvの機能は使いません。
まだ、提案の段階ですが、便利なものはどんどん使ってもらいたいと思います。
参考に説明書のPDFを置きます。高齢者向けなので文字は極力大きくしています。(この文書はiOS5用です。iOS8/9用はiOS9でのAirPlay利用方法を参照願います)
iPad2でAirPlayを使用するための操作方法について(iOS5)
なお、Apple tvを設置したことで、私にとっても便利になりました。
今までは、番組をDVDに焼いたり、写真をメモリーカードに入れたりして、こんな番組やCMがやっていたとか、あそこのイルミネーションはこんな感じだとか話していました。
今はAirPlayが使えるので、iPod touchに入れて持って行けば、無線でTVに表示出来るので結構便利です。