AirPodsの発売で左右完全分離型のワイヤレスヘッドホンが話題となっていますが、ついにBoseからも発売されます。
しかもフル充電で5時間の利用が可能です。
SoundSport Free
AppleのAirPodsが発売されてから左右完全独立型のBluetoothヘッドホンの市場が活況を呈しています。
やはりAppleの知名度から圧倒的なシェアを獲得しています。
オーディオメーカーでもないAppleがシェアを獲得している理由は、他社が市場動向を見ながら参入するタイミングを見ていたからでしょう。
その後、ONKYOやSONYも参入し本格的な競争に入りましたが、満を持してBoseからも発売されます。
色はブラックとミッドナイトブルーの2色、スポーツタイプでIPX4相当の防水タイプとなっています。
フル充電で5時間の利用が可能で、付属のケースを使うことで2回充電できます。
急速充電にも対応しており、15分の充電で45分の利用が可能です。
マイクも内蔵しておりスマートフォンからの着信やSiriなどの音声アシスタンスでも使えます。
スマートフォンとの接続は一般的なBluetoothプロファイルで接続されます。
ただし、利用可能なコーデックはBoseの方針として非公開だそうです。
また、ノイズキャンセリング機能は搭載していません。
ケーブルが無い左右完全分離型で心配される紛失ですが、Bose Connectアプリを使って探すことができます。
- Bose Connect(App Store)
- Bose Connect(Google Play)
日本でも予約開始
今回の発表は、米国でのものです。
- 米Bose、初の完全分離ワイヤレスイヤフォン。Googleアシスタント対応「QC35 II」も(AV Watch)
- Boseが海外で完全ワイヤレスイヤフォン&最新ノイキャンヘッドフォン発表(ASCII.jp)
そして日本でも予約が始まりました。
販売予定日が変わったようです。ブラックが11月3日、ミッドナイトブルーが12月1日です。
価格は29,160円(税込み)です。
製品情報などはこちらです。
- SoundSport Free製品情報(Bose)
- オーナーズガイド(PDF、Bose)
日本での発売に期待
左右完全独立型ヘッドフォンは、いろいろ出てきています。
どれも今一つで、未成熟な印象です。
その中でもAirPodsは完成度が高いのですが、あの「耳から うどん が垂れている」ようなデザインはどうも好きになれません。
そして大きな問題は、本体が小さいためバッテリー容量が少なくなり一般的なBluetoothヘッドホンより使える時間が短くなっていることです。
通勤、通学時だけなら問題ありませんが、休日に使おうとすると2時間ぐらいしか持たないのは心許ないです。
今回発売された SoundSport Free は5時間ですので余裕があります。
店頭では
ヨドバシのヘッドホン売り場を見てきましたが、多少様子が変わっていました。
秋のオーディオシーズンとなりハイレゾ+高級ヘッドホンを売りたいとみえてインナーイヤーヘッドホンは、その他ヘッドホンとして端に追いやられていました。
メインの展示は耳を覆う大きなヘッドホン置き換わっています。
売る側は高い製品を売りたいのは分かりますが、やはりインナーイヤータイプの方が、かさばらず使い易いです。
その中でも左右完全分離型は今後主流になるでしょう。普及の鍵はメジャーメーカーの参入です。
今回 Bose が参入したことで大きな期待が持てます。
電車の中でヘッドホンを付けている人を見ると、どのメーカーの製品を使っているのか気になります。
左右完全独立型というだけでも注目されますが、それがあの Bose なら周りからの視線も変わるでしょう。
まとめ
Bose からの左右完全独立型ヘッドホンです。期待しないわけにはいきません。
下手な製品を買って後悔するより、しっかりとした実績があり知名度のあるメーカーの製品を選んだ方が音質もさることながら周りの評価も違うでしょう。
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