こんな記事がありました。
- 「2年縛り」更新月を2カ月に延長 ドコモなど大手3社 更新月のメール告知も(ITmedia)
- 携帯3社、“2年契約”の無料解除期間を1カ月間→2カ月間に(ケータイWatch)
「総務省で開催された有識者会合で案内されたもの」とのことです。
そこでは、SIMロック解除など国の方針を携帯キャリアと調整してきたはずです。そして「2年縛り」についても話し合われていたはずですが、この結果を見ると「2年縛り」という契約形態の存続を国として承諾したということなのでしょう。
これで、大手キャリアの「2年縛り」と「解約金」が無くなるかもという希望は潰えました。
元々、総務省がSIMロック解除を推し進めたのも、国民のためではなく、外国人や、海外に出て行くビジネスマンのためにように思えます。
大手キャリアの縛りは無くなりませんが、格安スマホやMVNOには、縛りが無いところも多いので、そういうところと契約すべきなのでしょう。
しかし、格安スマホやMVNOは、端末価格、通話料金、通信速度、通信容量、拘束期間、解約金など、各社各様で素人には非常に分かり難くなってしまいました。書店にMVNOの比較雑誌が並ぶ頃には、情報が古く使えない場合も多々あります。
国は、こういう分かり難いことを素人でも分かるようにスッキリさせるべきなのですが、分からなければ素直に大手キャリアを使えとでも言っているようにしか見えません。