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Hyper-V Server 2019 配信開始

Windows Server
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遅れに遅れていたHyper-V Server 2019の配信が、やっと始まりました。

Hyper-V Server 2019

Hyper-V ServerとはWindows ServerからGUIを削除した純粋なServer Coreに、Hyper-V仮想マシンの実行環境の役割りだけを与えたWindows Serverのひとつのエディションです。

Hyper-V Server 2019はその最新版です。

Hyper-V-Server-2019-Release-01

Windows Server 2019とWindows Server 2019 Essentialsは既に販売もされているのですが、Hyper-V Server 2019はこちらの記事によるとメディアに問題があった関係でリリースが遅れていました。

一度は公開されたようで、ネットで探すとその時のISOイメージが見つかります。

 

ダウンロード先

ダウンロードはMicrosoft Evaluation Centerから行えます。

米国のMicrosoft Evaluation Centerです。

Hyper-V-Server-2019-Release-02

米国ですが言語選択で「Japanese」を選択できます。

Hyper-V-Server-2019-Release-03

今回配信されたのは下記のファイルで、RS5とある通りWindows 10 バージョン1809と同じベースのようです。

  • 17763.557.190612-0019.rs5_release_svc_refresh_SERVERHYPERCORE_OEM_x64FRE_ja-jp.iso

サイズは約3GBです。

近日中に日本のMicrosoft Evaluation Centerからもダウンロードできるようになると思います。

 

バージョンの違い

Hyper-V Server 2019で何ができるようになるのかというと、あまりよく分かりません。

Windows Serverのバージョンの違いによる機能の違いは下記サイトで説明されているのですが、Hyper-V Serverでできることは限られていますので使えそうな機能は少ないです。

ただし、Windows 10をテストするならHyper-V Server 2016以上の方がよいでしょう。

Windows 10 バージョン1903で実装された「Windowsサンドボックス」は機能が限定された仮想マシンですので、仮想マシンでテストするには「Nested Hyper-V」が使えるHyper-V Server 2016以上が必要なためです。

 

まとめ

仮想マシンはOSをテストするのに非常に都合の良い環境です。

Windows 10 ProでもHyper-V仮想マシンは実行できますが、長時間のテストや複数バージョンのテストを考えるとHyper-V Serverで運用した方が電気代も安く済みます。

仮想マシンはチェックポイントを保存する関係で大きなストレージを必要としますが、テラバイトサイズのSSDも安くなってきたのでストレージの交換と合わせてHyper-V Serverのバージョンを上げてしまうのもよいでしょう。

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