kobo

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ITmediaのサイトを見ていたのですが、このところ記事ランキング1位がずっと

という記事のままです。それだけ注目されているということなのですが、記事の内容はと見ると単なる言い訳でしかありません。特に、公平な立場で運用されるべきレビューを自社製品だからと閲覧禁止にしてしまったのを「混乱を避けるため」「やむを得ず」と言っています。自社製品だからこそ、やってはならないことであり、楽天という企業の対応に憤りを感じます。

個人としては、現状のkoboなどの白黒電子ペーパー端末に興味はありません。

歴史が物語っているように、NeXT、Macintosh、ノートパソコンが、白黒からカラーへと移行し、後戻りはしていないからです。これら製品の発売時点では、技術的に白黒でしか製品を出せなかったという経緯がありますが、今は、既にカラータブレットが出回っており、白黒の電子ペーパーにする必然性が感じられません。

実際にiPadで電子書籍を読んでいると、目が疲れない色というものがあると感じました。具体的には背景色と文字色の組み合わせです。どうせ文字情報だけなのだから、電子ペーパーのグレースケールで十分という考えは、読者を無視した押し付けに感じられます。

本当にターゲットとすべきは、若い世代ではなく、高齢者だと思います。若い世代は眼も良く、小さい画面のスマートホンをバリバリ使いこなしているので、新たな電子書籍専用端末など必要としていません。

本を読まないので、電子書籍端末で読んでもらうようにすると言っていますが、歳をとってくるとどうしても目が悪くなります。遠視方向に悪くなると、離さなければ読めなくなり、文庫本など文字が小さくなりすぎて読めなくなります。メガネを掛けて読むぐらいなら、無理して読む必要もないと思ってしまいます。

電子書籍は文字サイズを変更出来ますが、文字を大きくすれば、1ページに表示できる文字数が減ってしまいます。レイアウトが崩れて困るものは、部分拡大しかできないので全体を見ることが出来なくなります。

既に開発されているフィルムのように折れ曲がる表示装置などで新聞大の表示装置、せめてB4かA4の軽い表示端末が出て来ないと、本当の意味での普及はありえないと思います。

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