UEFIの本

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Windows 8が本格的にUEFIに対応したことで情報も増えてきたのですが、トラブルに対する解法はなかなかまとまったものがありません。

C60M1-IもWindows 8でのテストが終わり、Windows Home Server 2011にインストールし直そうとしたところ、USB接続のDVDドライブを認識せず、インストールDVDから起動できませんでした。

ACアダプターを外し、USBバスパワーで動作させたところ、DVDドライブを認識しました。

VAIO UX50をUSBバスパワーで動作させているDVDドライブからリストアしようとすると、リストアの途中でUSBの電源が切れてリストアに失敗したため、BIOSからの起動時は必ずACアダプターを接続していたのですが、これが問題だったようです。

UEFI BIOSが立ち上がる前にUSB周辺機器の電源が入っていると正しく認識されないようです。

このような試行錯誤ではなく、正しい情報は無いかと探していたら、UEFIについて書かれた本が出ていたので買ってみました。

  • 自作PCマザーボード BIOS/UEFI完全攻略読本

内容は、UEFIについての基本的な知識となるもの、4種類のマザーボードのUEFI BIOSメニューの説明、Windows 8のネイティブインストール方法、クロックアップの方法などです。

4種類のマザーとは、以下の4種です。

  • Z77チップセット:ASUS P8Z77-V DELUXE
  • X79チップセット:ASUS P9X79 PRO
  • Z68チップセット:ASUS P8Z68-V PRO/GEN3
  • 990FXチップセット:ASUS M5A99FX PRO R2.0

これら以外のマザーボードでもAMI BIOSなら、多少メニュー項目が違うだけなので参考にはなります。

では、トラブル対策の資料となるかというと、残念ながら、「古い光学ドライブにはUEFIで認識されないものもある」などと簡単に記されているだけなので、私にとっては、役には立ちませんでした。

ただ、UEFIについての理解を深めるためや、UEFI BIOSメニューの詳細な理解のために、リファレンス的に使う分にはよいと思いますが、高価です。

購入する場合、普通の書籍版とKindle版が出ていますが、インプレスからPDF版も出ています。PDF版は、Kindle版より高いですが、DRMが掛かっていませんので、PCでも見れるので便利です。また、「PC自作・チューンナップ虎の巻 二〇一三」がセットになったものもあります。「PC自作・チューンナップ虎の巻 二〇一三」はカタログ本で情報が陳腐化するのが早いので200円の増額で買えるなら妥当ではないかと思いますので、このセットを購入しました。こちらは2013/3/25までだそうです。

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