DSC-HX100VとGPS-CS3K

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毎年のことで、高尾山にお札を買いに行ったのですが、15倍ズームでは足りなかったので春先に購入したDSC-HX100Vの評価も兼ねて行きました。

昨年と同じぐらいの時刻と思っていたのですが、写真の撮影時刻を見ると1時間ほど遅かったようです。そのため夕日で紅くなってしまいました。

DSC-HX100Vは既に生産完了となっていますが、30倍ズームが魅力です。また、GPSも内蔵しているので、GPSは不要とは思いましたが念のため、GPS-CS3Kも持って行きました。

高尾山からの景色

これは、DSC-HX100Vの30倍ズームで高尾山から見える景色です。新宿周辺の高層ビルとスカイツリーがちょうどよい具合に見えますが、靄がかかったようになってしまいます。5月の開業以降は夜景が撮れますので楽しみです。

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こちらは昨年、DSC-H50の15倍ズームで撮影したものです。やはり15倍では倍率が足りないようです。

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こちらは、DSC-HX100Vの30倍ズームでの東京タワーと六本木ヒルズです。

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こちらは、DSC-H50の15倍ズームでの横浜ランドマークタワー周辺です。

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高尾山からの景色は、東京、横浜周辺が良く見え、夜景も綺麗です。

DSC-HX100V

DSC-HX100Vは、DSC-H50からの乗り換えのつもりでした。菊型フード無し、リモコン無しと使い難くなった一方で、メカニカルシャッターによる最高10枚までの高速連写、スイングパノラマ、3D撮影、HDムービー撮影など盛り沢山の機能です。

内蔵GPS

GPSは内蔵され、GPS衛星の軌道情報をGPSアシストデータとしてパソコンから取り込んでおくことで30日間は短時間で測位が完了するとのことでした。しかし、遮るものの無い高尾山でも測位までは時間がかかり、帰宅後、確認したところ、どの写真も測位が完了していませんでした。(上の写真はGPS-CS3Kからの情報を書き込んであります)

GPS内蔵タイプはSONYでは2世代目になるのですが、まだ、使い物にならないようです。電源を入れたままで移動すればよいのでしょうが、バッテリーも減りますし、レンズカバーが付けられませんのでお勧めできません。

30倍ズーム

これは文句ないです。この大きさでこの高倍率は魅力です。他社からも30倍ズームの機種が発売されましたので、どの程度に撮れるか参考になると思います。

1680万画素と高速連写

DSC-H50の有効画素数は910万画素だったので、高解像度になりました。そして、この機種も含めて最近の機種は、高解像度と高速連写を使って、従来のおまかせオート撮影に加えて、プレミアムおまかせオート撮影を搭載しています。これは、写そうとするシーンが晴天なのか、曇天なのか、夜景なのか、人物なのか、などを自動判定し、綺麗な写真を撮るために条件を変えて最高6枚を撮影し、カメラ内部で合成して、1枚の写真にします。当然、6枚の写真は多少動いているため、合成した写真は、なんとなくボケたように見えます。

高解像度でそのまま1枚を写す場合を除いて、写真を撮っているのではなく、作っているような気がします。

Photoshopで年賀状を作っていると、写真素材から邪魔な人物や文字を消したり、他の写真から合成したりと、自由に実在しない風景を作ることが出来るのですが、これは作ることが目的なので気になりません。しかし、写真はその瞬間を写すもので、作るものではないと思うので、どうもこの機能は好きになれません。

GPS-CS3K

単体GPSのGPS-CS3Kはとても感度が良いです。

大きさはPSPと比較するとわかると思いますが、結構大きいです。実物を見るまでは外観が似ているのでPocket Stationと同じ程度だと思い込んでいました。

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ケースが付いているのですが、透明部分に本体が貼り付いてしまい、入れ難く、出し難いです。

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GPSと書かれた上部がアンテナなのだそうですが、向きなど気にせず、カバンに放り込んでおいても、ちゃんと測位してくれます。従来タイプと大きく違う点です。

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バッテリーはeneloopで8時間以上はもつようです。

まとめ

30倍ズームや、スイングパノラマなど特殊な撮影をする場合にはDSC-HX100V、普通に撮影する時は、DSC-H50と使い分けることになりそうです。

GPSは内蔵のものはあてにならないので、GPS-CS3Kは一緒に持ち歩く必要がありそうです。

なお、試しに柵に押し付けて30倍ズームで夜景を撮影してみましたが、大きくぶれてしまいました。夜景モードでも三脚は必須です。

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