TechNetサブスクリプションの使用条件の改定(2)

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TechNetサブスクリプションの使用条件の改定で評価版の使用期限が12か月に変更になりましたが、改定以後、配布されているWindows 8 Proを見ても以前との違いがわかりません。

今までは、TechNetを退会しても、会員期間中に配布されたプロダクトキーは使えていました。あくまで仮定でしかありませんが、今回の改定で退会後、配布されたプロダクトキーをすべて無効化するのではないかと思います。

違法使用者は、TechNetで入手したプロダクトキーをオークションなどで販売し、購入者は通常版と同じように使えていました。今後は、違法使用者がTechNetを退会した時点で、購入者はプロダクトキーが使えなくなることになります。違法使用者は信用を無くし販売できなくなり、購入者はオークションなどで買うのをやめるでしょう。これが、MSが考えた、違法使用を抑制する効果なのかもしれません。

毎年、TechNetの会員を継続している場合は、実質的に従来と変わりないことになります。OSがリリースされた年だけ契約していた場合は、未契約期間は新規インストールが出来ないことになります。

今後、MSはOSのリリース間隔を短くするとのことですので、毎年更新した方が単体製品を購入してテストするよりメリットがあるかもしれません。

結局、Adobe Creative Cloudと同じ考えだったということです。

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