SurfaceシリーズはMicrosoftから回復イメージが配布されているので、ソフト的な問題が発生しても出荷状態に戻すことができます。
Surfaceシリーズ
Microsoftから発売されているパソコンであるSurfaceシリーズは、現在5種類のシリーズ展開がされています。
- Surface Pro
- Surface Book
- Surface Studio
- Surface Laptop
- Surface Go
Surface Proはビジネスマン向けの高性能モバイルパソコンです。
Surface Bookはクリエイター向けの更に高性能な分離型のタブレットパソコンです。
Surface Studioは大画面を活かしたクリエイター向けデスクトップパソコンです。
Surface Laptopは特殊なWindows 10を搭載した教育機関向けパソコンです。
これらはMicrosoftがターゲット市場と考えているものですが実際の購入層は多少ずれているようです。
Surfaceシリーズの最大の特徴はWindows 10を開発しているMicrosoftが製造販売していることです。
そのため不具合が発生する頻度や発生した場合に修正されるまでの期間は他社より有利になっています。
回復イメージ
回復イメージが提供されていることも、Surfaceシリーズの特徴です。回復イメージがあれば工場出荷状態に復元できます。
大手メーカーのパソコンでも回復イメージは提供されていますが、最大の違いは回復イメージが更新されることです。
こちらのページでSurfaceのシリアル番号を入力することでダウンロードできます。
- Surface の回復イメージをダウンロードする(Microsoft)
従来はMicrosoftアカウントにSurfaceを登録する必要がありましたが、今はシリアル番号を入力するだけです。製品を選択する必要もありません。
「続行」をクリックすると、シリアル番号から割り出した製品名と配布中の回復イメージのダウンロードリンクが表示されます。
Surface Pro 4の場合はこのように
Surface Laptopの場合はこのようになります。
これで分かるようにSurface LaptopはWindows 10 ProにアップグレードしてもWindows 10 Sに戻せます。
戻せると言うより、回復イメージで復元するとWindows 10 Sに戻ってしまうので、またWindows 10 Proにアップグレードしなければなりません。ただしアップグレードに使用したMicrosoftアカウントを使えば2018年3月31日以降でもWindows 10 Proにアップグレードできます。
バージョンが更新されるタイミングは従来のCBB、Windows 10 バージョン1709以降でいうところの「半期チャネル」が提供される頃となります。
2017年11月時点ではバージョン1709がリリースされて1か月程度なのでまだ回復イメージはバージョン1703のままです。
ダウンロードした回復イメージをFAT32でフォーマットした8GB以上のUSBメモリーに展開して、Surfaceに挿し、「ボリュームダウン」を押しながら電源を入れれば復元できます。
まとめ
Windows 10 バージョン1703からバージョン1709にアップデートしたパソコンは不具合が結構発生していますが、Surface Laptopでは安定して使えており、さすが開発元の製品だと思いました。
年明けには回復イメージもWindows 10 バージョン1709に更新されると思いますので、安定しない場合はその時点で工場出荷状態に戻してセットアップし直すのがよいでしょう。
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