So-netブログのアクセス解析の問題点とGoogle Analytics

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3年前に、このような書籍が発売となり、Internet Watchでも一部が連載され、読まなければと思っているうちに3年経ってしまいました。

そして、続編も発売されたことで、合本版も電子書籍として発売されました。

今は、これらの書籍を参考に、少しづつ調整しているところです。

So-netブログのアクセス解析の問題点

So-netブログでも、標準でアクセス解析が出来ます。有料プランにすると月単位でまとめたページが追加されます。

しかし、どれも静的解析とでも言えばよいのでしょうか、アクセスしている読者の動向が見えないのです。ブログを書いている方として一番知りたいことは、記事が読まれているのかどうかではないでしょうか。しかし、So-netのアクセス解析で見れる情報の最小単位は1時間なので、これではアクセスしてきた人が記事を読んだのか、すぐに別のページに離脱したのかがわかりません。

Google Analyticsを導入

詳しいアクセス解析をするとなると、外部のサービスを使うしかないのですが、本屋で立ち読みで調べてみたところ、Yahooは無料ですが、Yahooの広告を載せないとダメなようなので、Google Analyticsを使うことにしました。Google Analyticsについては、最初に示した書籍でも紹介されています。

自分としては、Googleに対する不信感は晴れないのですが、Google Analyticsを使ってみて、ここまで分かってしまうデータ収集がされていたのかと、呆れてしまうほどの情報を得られました。

Google Analyticsは、下記のページからアカウントを作成し、生成されるコードを自分のブログのテンプレートに挿入します。使うための審査などはありませんので、すぐに使えます。

So-netブログの場合は、「デザイン」タブの「テンプレート管理」で、HTML編集から、「HTMLの追加」で新しいテンプレートを生成し、</head>の直前にGoogle Analyticsのコードを挿入します。

So-netブログのテンプレートの問題による限界

ただし、So-netブログの場合は、一つ問題があり、現状では、いつ解決するかわかりません。

So-netブログはアクセスしてきたデバイスにより、「パソコン」、「携帯電話」、「スマートフォン」の3タイプに分けられます。そして、それぞれに対応するテンプレートメニューがあります。「デザイン」タブの下に表示されています。

  • パソコン:テンプレート一覧、テンプレート管理、レイアウト
  • 携帯電話(フィーチャーフォン、ガラケー):テンプレート一覧(携帯)、テンプレート管理(携帯)、レイアウト(携帯)
  • スマートフォン(スマホ、タブレット):テンプレート管理(スマホ)、レイアウト(スマホ)※準備中

Google Analyticsを使うには、テンプレートにコードを追加するため、テンプレートを編集できる「テンプレート管理」メニューが使える必要があります。

上記のとおり、パソコンと携帯電話にはそのメニューが用意されていますが、スマートフォン用には用意されていません。

これだけスマートフォンが普及していますので、スマートフォンからアクセスしている人も多いはずなのですが、現状のSo-netブログでは、スマートフォンからのアクセスを解析することは出来ないことになります。

これに気付いたのは、So-netのアクセス解析でのアクセス数とGoogle Analyticsのアクセス数が大きく違ったためです。Google Analyticsを設定後、リアルタイムサマリーを見ながら、スマートフォンでLTE回線から自分のブログにアクセスしても、アクセスされたことが表示されませんでした。

現状では、他のブログサービスに移住するか、自分でサーバーを建てるかしか解析する方法はありません。

Google Analyticsの導入で分かったこと

Google Analyticsを導入して私のブログについては次のことがわかりました。

  • アクセスした人の9割が10秒以内しか留まっていない→記事を読んでくれている人は1割
  • 新規ユーザーが8割→購読してくれている人は2割
  • 54%が男性

他にも、年齢、インスタントカテゴリなどもわかります。

結果を見て、1/10理論が適用されるのかなと思いました。何かに興味を持って、または困ってアクセスしてきた人の1/10が記事を読んでくれて、その1/10が実際に実行するということです。

現時点では1日500アクセス程度なので、5人ぐらいの人の役には立っているのかなと思いました。

まとめ

So-netブログでは、制限がありますが、分からないよりはよいでしょう。導入も簡単なので、使ってみることをお勧めします。

なお、最初に紹介した書籍に従い、レイアウト変更するためにCSSを修正したことについては、次の記事で説明します。

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