2012年7月16日の使用条件の改定で、提供されるプロダクトが制限されました。
どのように制限されたのか、ダウンロードのページを見てもわからなかったのですが、プロダクトキーのページを見てハッキリしました。
具体的には、企業内で使われるプロダクトに限定されました。
Office 2010に関しては、Professional PlusとStandardのみで単体製品は提供されなくなりました。
Windows 7に関しては、ドメイン参加が可能なProfessionalのみが提供され、企業では使われることのない、Ultimate、Home Premium、Home Basicは提供されなくなりました。VistaやXPに関しても同様にBusinessおよびProfessionalのみの提供となっています。
Windows 8に関しては、Proしか提供されませんが、Windows 7のUltimate、Home Premium、Professionalが統合されたものですので問題ありません。
企業での環境でもWindows 7のUltimateや、Home Premiumを利用する特殊な環境でのテストには別途購入する必要があります。
Windows Serverに関しては、以前から変更はありません。
Windows 8から評価を始めるなら問題無いでしょうが、既存環境からの移行をテストするには問題が出る環境もあるでしょう。
また、Windows 8に関しては、勝手にライセンス認証をしてしまうため、インターネットへの接続を遮断するなど、テスト環境に注意しないと、すぐにライセンスが不足する可能性があります。