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Windows 10の自動更新とIntel HD Graphics Driverの問題

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とりあえず通常使う環境にインストールしてみないと問題が見えてこないので、Intel NUC Kit DN2820FYKHをWindows 10にアップグレードしてみました。

見かけ上はデスクトップのアイコン配置やいつも使っているソフトも問題なく動いているので大丈夫と思ったのですが、やはり使っているうちにいくつかの不具合が見えてきました。しかもWindows 10の仕様上、回避の難しい問題があります。

Intel HD Graphics Driver

Intel製のCPUに内蔵されているGPU用のドライバーです。内蔵GPUの性能が飛躍的に向上したので、外付けGPUを使わずに使っている人が多いと思います。ノートPCやタブレットなど拡張できないPCは必然的に使うことになります。

ところが、この内蔵GPU用のIntel HD Graphics Driverは結構バグが多いように思えます。

Windows 10にアップグレード直後、頻繁にアイコンの描画し直しを繰り返して、画面が固まることもありました。IntelのサイトからDN2820FYKHの最新ドライバーをダウンロードしてインストールしたところ直ったのですが、Windows Updateを見ると問題のあるドライバーをまたインストールしようとしています。

Windows 10の拒否できない自動更新

Windows 8.1ではWindows Updateの候補に表示されていようと無視すればよかったのですが、Windows 10では更新は無視できず、必ずインストールされてしまいます。

問題が起きた場合は、問題を起こした更新をアンインストールして、問題のある更新をインストールしないように指定しなければなりません。

方法はこちらの記事に詳細に説明されています。

必ず問題が起きてからでないと対処できないのがWindows 10の仕様上の問題です。

(2016/11/18 追記)

問題が発生していなくともアンインストール実績があればブロックは可能です。詳しくは、Windows 10でのIntel HD Graphics問題の対処法を参照してください。

一度アンインストールしてから安定版をインストール

こちらの記事によると、原因はアップグレードした場合に古いバージョンのファイルが残っているからとあります。

「ディスプレイドライバが反応を停止して復旧された」と表示される場合ですが、クリーンインストールしたPCでも起きているのですが、古いバージョンに上書きインストールしているのは確かなので、同じ原因なのかもしれません。

となれば、一度ドライバーをアンインストールしてから安定するバージョンをインストールした方がよいことになります。

まとめ

拒否できない自動更新は利用規約にも謳われていることなので今後とも仕様の変更は無いでしょう。

デバイスメーカーが品質の低いドライバーを無暗にWindows Updateに登録する姿勢を改めてもらう必要があります。

Windows 8.1ではオプションに分類されるので自動では更新されなかったのですが、Windows 10では自動更新されるので、タブレットなどの一般ユーザーにも影響が出る可能性があります。

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