3TB HDDとNAS(2)
BUFFALOから、3TB HDDを利用したNAS、LS-WV6.0TL/R1とLS-WX6.0TL/R1が発売されました。
先の記事で、LS-QVL/1Dシリーズは3TB HDDには対応していないのではないかと記しましたが、LS-WVL/R1、LS-WXL/R1と同じファームを使用しているため、ソフト的には3TB HDDに対応していることになります。
ただし、今回、個人ユーザー向けのLinkStationとして3TB HDDを搭載したRAID5モデルが発表されなかったのが、単に、HDDの容量が大幅に増大したので、12TBモデルの需要が無いからなのか、amazonのレビューにあるようにRAIDコントローラーに問題があり別モデルを企画しているのかは、わかりません。
今週、3TB HDDに対応していないLS-Q2.0TL/1Dが特価販売されていたり、LS-QVL/1Dシリーズが、若干、値段が上がっているのをみると、既に3TB HDDに対応しているのかもしれません。
3TB HDD対応時期について
LS-QVL/1Dシリーズのファームの履歴を見てみたら、2011年4月12日リリースのVer.1.41で、「2TBを超える容量のHDDをサポート」とありました。ただし、RAID関係のバグフィックスを頻繁に行っており、正しく電源を落とせない場合に設定を破壊することがあるなど、品質に大きな問題を抱えているようです。
RAID構成はHDDに書き込まれるので、システム設定が壊れてもデータ消失の可能性は低いのですが、シャットダウン出来ないため、強制電源OFFなど頻繁に発生するので不安は残ります。
コメントは締め切りました。