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逃げられない世の中に、本人同意無しにスマホの位置捕捉

セキュリティ
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アニメやドラマの中で自分の居場所を捕捉されないように携帯電話の電源を切る場面をよく見ますが、実際、取得しようと思えばいつでも位置は取得されてしまう世の中になっています。

それでも、現状は機種を選ぶことで回避は可能です。


iPhone-SE

いつでも追跡可能な世の中に

昔はプライバシーの問題などで監視カメラの設置が問題視されていましたが、防犯上の必要性とのことで押し切り、今ではどこにも監視カメラが設置され、高度な画像認識による個人識別技術の発達で人探しは容易になりました。

しかし、こんな面倒なことをしなくともスマホの位置情報から簡単に位置は捕捉されてしまいます。それも本人の同意無しで。

その対象となるスマホが拡大されるそうです。

対象のスマホはdocomoのAndroidスマホすべてですが、既にシステム更新がされなくなった古い機種は対象外になりそうです。docomoのプリインストールアプリが取得を行うため、アプリの削除もできません。

迷子や行方不明人の捜索など本人の益になるとのうたい文句ですが、令状が必要とのことですので実際の目的は違うでしょう。

iPhoneは対象外

iPhoneが含まれていないのは、iPhoneにはdocomoがGPS情報を取得できない仕組みがあるからとのことです。

ただ、携帯電話はGPSを使わなくとも基地局の位置からおおよその位置は特定できるので、この情報を提供するかどうかによってはiPhoneでも危ないことになります。docomoだけでなく大手キャリア3社、その設備を使っているMVNOすべてに関係することです。

まとめ

とりあえず、プライバシーが気になる場合は、XperiaなどのAndroidスマホは使うべきではないでしょう。

それでも限界はありますので、モバイル機器を使わないのが最善ですが。

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