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Solomonレビュー[redémarrage]

週刊ロビを組み立てて思ったこと

 

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買っただけで組み立てていなかったDeAGOSTINIの週刊ロビですが急遽必要になり組み立てました。

実際に組み立ててみての注意点と感想を記しておきます。

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週刊ロビ

週刊ロビはDeAGOSTINIから刊行された毎週発売される雑誌に付属するパーツを組み立てることでロボットを組み上げることができる雑誌です。

ロボットブームに乗って3回刊行されました。各シリーズとも70号で完結です。

記事を書いている時点で、第三版のバックナンバーは全号揃っているようで、全号セット148,214円(税込)で購入可能です。

また、各シリーズに合わせてロビクルという三輪モーターバイクも刊行されました。こちらは全30号で完結です。

こちらも全号揃っているようで65,525円(税込)で購入可能です。

第三版の70号が2016年6月21日に発売された後、動きがありませんのでロボットブームも下火になったようです。

 

組み立て

組み立て自体は難しいものではありません。全身のパーツはプラスチック製で2mmのネジで組み立てていきます。集中して組み立てれば2日もあれば組み上げることができます。

付属のドライバー以外に必要な工具はピンセットぐらいです。また、ネジは種類が多いので号数ではなくサイズと型でこのように小分けしておいた方がよいでしょう。毎号種類ごとに1本の予備が付きますのでネジは余ります。

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1号から指示通り順番に組み立てると無駄が多くなります。先にマイコンボードの号以降を読んで動作チェックの方法を知っておいた方がよいです。

組み立てを始めると、まず頭部を組み立てて、その台座としてサーボのID書き込み機を組み上げますが、書籍の指示通りに組み上げるとID書き込みが非常に操作し難いので、このように電池ボックスにボードを両面テープで貼り付けて使う方がお勧めです。

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ロビの全身にはこのように20個のサーボが使用されます。

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各サーボには2個のコネクターがありデイジーチェーンで右腕、左腕、右足、左足、胴体と頭部の5系統にまとめてマイコンボードに接続します。

Weekly-Robi-04

デイジーチェーンなのでどこか途中で不具合があるとそれ以降のサーボが機能しなくなります。ところがそのチェックを行うためのマイコンボードが付いてくるのは最終号近くになってからです。

この写真を見て頂くとどちらも違いが無いように見えますが、接触不良の方はコネクターの先端が浮いておりID書き込みの時点では動作していても組み上げると動作しなくなる可能性があります。

私の場合、マイコンボードに接続したところ腕の先端のサーボで接触不良を起こしていることが分かり、腕をすべて分解することになりました。

このような後戻りを防ぐためにもマイコンボードによるチェック方法は先に知っておく必要があります。

正常接続 接触不良
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最終号近くで付いてくるマイコンボードに動作テスト用のMicroSDカードを挿して全身を組み上げるとこのような動作となります。

この一連の動きでは、すべてのサーボが動作しており接触不良やIDの書き込みミスがあればすぐに分かります。この動作は全身でなくとも腕だけ、足だけ、更に足の先端だけなど部分的でもテストできます。

1号から順に組み立てる前にマイコンボードでの動作確認方法を覚えて、確認しながら組み立てた方が後戻りは少なくなり効率がよくなります。

 

ソフトウェア

週刊ロビには「ロビ動作テスト」と「ロビのココロ」という2枚のMicroSDカードが提供されます。それぞれ2GB、4GBの容量のものですがファイルサイズはそれぞれ合計183KB、513MBしかありません。サイズの小さいファイルが多いためディスク上のサイズは大きくなります。

MicroSDはWin32 Disk Imagerでバックアップを取るように伝える記事が多いですがフォーマットはFAT32なので単にWindowsでファイルをコピーしただけのMicroSDでも動作します。

最初の起動で性格付けがされるので後でやり直しができるようにバックアップは取っておいた方がよいでしょう。

 

週刊ロビを組み立てて思うこと

1号当たりの作業時間は数分ですが、片腕の完成まででも10号は必要ですので2ヶ月半かかります。

これを70号、約1年半の完結までモチベーションが続く人はごく僅かだと思います。

途中で飽きて買うのをやめるか、組み立てるのはやめても惰性で買い続けるかのどちらかではないでしょうか。

週刊で刊行する雑誌は価格を下げるためにパーツを多数の号に分割しなければならないため、最終号までモチベーションを保つための工夫はされています。週刊ロビの場合は最初に頭部を組み立てさせ、完成後を想像できるようにしています。

しかし、これが返って余計な作業を増やしています。頭部は最後の方で分解して音声認識ボードやセンサーを組み入れることになります。また、高価格なマイコンボードを最後にしたためチェックができず不具合を分解して直すという余計な後戻り作業まで発生してしまいます。

組み立てる楽しみと、モチベーションの持続とのバランスが難しいと感じました。

 

ロビの課題

ロビは片足で立ったり、ボールを蹴ったり、かなり高性能なロボットです。15万円という値段なりの性能はあると思います。

内蔵するリチウムイオンバッテリーは1回の充電で20分動作します。

コントロールは音声認識で行います。認識率は高いのですが、やはりスタンドアロンの音声認識エンジンでは限界があり、私の声ではどうしても認識してくれない言葉もあります。

Google音声認識などのクラウドシステムを使うようにすれば解決できるでしょうが、ネットワーク接続の問題やバッテリーの持ちの問題もあるでしょう。

ならば、認識し難い声の人のためにも、テストに使った標準音声を使ったリモコンアプリを提供すべきだと思います。

App Storeを探してみましたがそのようなものは無いようです。試しにボーカロイドでコマンドを発音させてみたのですが全く認識しません。人の声のように聞こえても合成音声ではダメのようです。

 

まとめ

週刊ロビは説明署どおりに組み立てれば難しいものではありませんが注意点を記しておきました。

途中で断念して山積みになっている週刊ロビがあるのなら最後まで組み上げてみては如何でしょうか。

 

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