第3世代 iPadレビュー

iPad Air/廉価版iPad
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第3世代 iPadを入手しましたのでレビューを掲載します。

概要

第3世代iPadが発売されました。予約はしましたが、今回は特に問題無く、すぐに入手出来ました。iPad2の時は、買い取りキャンペーンの締め切りとの兼ね合いで、入手出来るまでヒヤヒヤものでした。

既に、いろいろなメディアで絶賛されていますので、気付いた点を記したいと思います。

 

移行

iPad2からの移行は。バックアップから復元するだけで、問題無く移行できました。追加されたアプリもありませんので、移行元のiPadがiOS5.0以上ならアイコンの配置も変わりません。アプリ内で購入したものは再度ダウンロードする必要があります。また、パスワードを必要とするもの、メールアカウントパスワード、無線LANのパスワードなどはバックアップされませんので、再度設定が必要です。

 

最初の印象

パッと見、iPad2と何ら変わりありません。よく見ると、アイコンの縁がハッキリしており解像度が上がっていることを感じます。GPUコアが2コアから4コアに変更になって速度向上を期待したのですが、メニューでの操作感や、幾つかのアプリを実行しても、特に違いは感じられません。GPUのパワーは4倍の画素数になった表示に向けられているようで、CPUコア自体は2コアから変更ないためなのでしょう。

 

解像度の向上

電子書籍、例えばビューンのページの表示は、最初荒く表示され、左上から右下に順次詳細に表示されるのですが、この速度もiPad2と大して変わった感じはありません。雑誌などの電子書籍は、初代iPadやiPad2の解像度に合わせてグラフィックとしてページのデータを持っている電子書籍が多いため、解像度向上の恩恵は受けられません。文字が主体の電子書籍は、流石に文字がハッキリ表示され、ルビなども読み取れます。iPadの半分の画面サイズで、この解像度のものがあれば文庫本と同程度の大きさなので使いやすいと思うのですが。

 

液晶の色

真正面から液晶を見る分には問題無いのですが、こちらの記事にもあるように第3世代iPadを下方向から見ると、白い部分が黄色がかって見えます。電車で座って、膝の上に置いて見る場合などにこの影響が出ます。第3世代iPadだけ見るとわかり難いのですが、iPad2と並べると色の違いがハッキリわかります。個体差も考えたのですが、親の物として買った第3世代iPadも同様でしたので、液晶の仕様ということだと思われます。

 

バッテリー

バッテリーはパワフルな性能に見合う大容量になりました。iPad2では明るさの自動調節をオフにし、明るさを最大にして使っていました。第3世代iPadでも同様の設定で使っていたのですが、セミナーでメモを取るのに7notesを使っていたところ、みるみるバッテリーが減ったため慌てて明るさを落としました。iPad2と違い、若干、電力消費における液晶の明るさの影響が大きいようです。

 

カメラ

iPad2ではパンフォーカスの低解像度カメラだったため、SHOT NOTEのような画像を認識するアプリは使い辛いところがありました。今回、解像度が上がり、オートフォーカスが付いたため、とても期待していました。実際、使ってみると、従来よりメモがハッキリし、マークの文字認識も良好です。

難点は、本体が重いこと。カメラアプリなどは、フォーカスを合わせたい部分にタッチすると、そこにフォーカスが合うのですが、その操作中、片手で持っていなければなりません。両手で持って親指でタッチしてもよいのですが、指が届かないと持つ位置をずらさなければならず不便です。体格が小さい傾向である日本人には、ちょっち辛いかもしれません。

昨日撮った画像は、こんな感じです。時間の都合上、夜になってしまったのですが、夜はこの程度になるという参考に。下の写真は建物の部分にタッチしてフォーカスを合わせました。

iPad-3rd-review-01

iPad-3rd-review-02

ちなみに、DSC-HX100Vのプレミアムオートだとこんな感じに写ります。

iPad-3rd-review-03

 

アクセサリー

iPad2から若干厚さが増しましたが、それ以外のサイズ、ホームボタン、スリープボタン、前面カメラ、背面カメラ、マイク、ヘッドホンジャック、ボリューム、ロックボタン、これらの位置はiPad2と同じです。なので、液晶保護フィルターはiPad2の物が使えます。ケースも柔らかいものは使えます。ハードケースも付けてみたところ使えるのですが、若干無理があるので、硬い物は新たに買った方が良いでしょう。

 

まとめ

今回もAppleは、価格を下げずに、性能を必要以上に向上させた製品を出してきました。そのため、Androidタブレットに比較して高額な製品となっています。

タブレットを初めて買うなら価格の下がったiPad2 16GBがお勧めです。タブレットは大きく重いので気軽に持ち歩けるものではないため、人によっては使い道が見つからない可能性があります。なので、安価な製品で試して、使えると確信が持てたら、来年の新製品を買えばよいと思います。その時には、自分が必要とする容量が、16GBなのか、32GBなのか、64GBなのかもわかってくるでしょう。

初代iPadを持っている方は、買い替えることをお勧めします。特に作業用メモリーが256MBと少ないため、次期OSでは更に使い辛くなることが予想されます。

iPad2を持っている方は、微妙なところでしょう。現時点ではiPad2と出来ることは大して変わりありません。iPad2を売却して買い替えるにしても、既にiPad2の買い取り価格は大きく下がってしまいました。Apple製品は1年を通して価格が変わりませんから、第3世代iPadでなければ出来ないことが出来てか
ら買っても大して変わらないと思います。

今回の第3世代iPad、あまりにも多くのサクラが混じっていますので、自分の目で見て必要かどうか判断する必要があると思います。

 

おまけ

ヨドバシカメラでは、同じ金額のiTunes Cardを2枚買うと2枚目が半額となるセールを2012/3/31までやっています。例えば、1500円のiTunes Cardを2枚では2250円で買えます。実質25%OFFです。iTunesにクレジットカードを登録しておいても、iTunes CardをチャージしておくとiTunes Cardのチャージから使ってくれます。なお、2枚づつ会計を分けないとならないため、6枚買っても、3枚目以降は定価だという店員もいますので注意して下さい。一人が買える枚数の制限はしていませんので、この店員の言い分は間違いです。

コメント

  1. ま。 より:

    2コアから4コアになったのはCPUではなくGPUです。

  2. Solomon より:

    ま。 さま
    御指摘頂きありがとうございます。記事を訂正させて頂きました。

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