Windows 8 RTM

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2012/8/16の朝方(米国で2012/8/15の午後)、TechNet向けのWindows 8 RTMが、ダウンロード出来るようになりました。

早速ダウンロードしてインストールしてみました。ニュースサイトでの記事のようにRelease Previewからあまり変わっていないようです。

エディション

TechNet Standard向けにはISOイメージはx86とx64のリテール版のイメージがダウンロード出来るようになっており、イメージには複数のエディションが入っているとのことです。TechNet Standardで提供されるエディションはWindows 8 Proで、キーの数は2個です。

ライセンス認証

Windows Server 2008 R2のHyper-V上にWindows 8 Pro(x64)をクリアインストールしたのですが、許諾画面でWindows 7にあった「ネットワークに接続可能になったら直ちにライセンス認証を行う」というチェックボックスがありませんでした。

通常は、テスト環境が問題無いか何度かインストールして、問題が無いことが確認できた段階でライセンス認証を行っていました。環境を変える度に、ライセンスを食われるのは困るためです。実際、XPの時代に、テストしていてライセンスを使い切ってしまい、困ったことがあります。

そのため、Hyper-Vの設定でネットワークから切断してインストールしたところ、Windows Liveと通信出来ないためか、ローカルアカウントの作成手順に進んでしまいました。

インストール完了後、ネットワークに接続し、アップデートなどを行って問題が無いことが確認出来たので、ライセンス認証しようとコンピューターのプロパティを見たところ、既にライセンス認証はされていました。どうやらネットに接続した時点で自動でライセンス認証が行われたようです。

Windows8-RTM-01

使用条件の改定の影響

2012/7/16に行われたTechNetの使用条件の改定で利用期限が1年に制限されました。しかし、いろいろな画面を見て1年間の使用制限がかかっているのか調べたのですが、それらしい表示は見つかりませんでした。

評価版

こちらの記事(ITmedia)で紹介されているようにWindows 8 Enterpriseの90日評価版も配布されています。上記のようにライセンス認証が自動で行われるので少々困るのですが、評価版ならその心配はありません。なお、Windows 7 Enterpriseはslmgrというコマンドを使い、ライセンス情報をリセットすることで最大600日使えましたが、Window 8でも使えるかもしれません。方法が書かれていたページは既に削除されています。

使用感

普通に使う分には問題なさそうなのですが、ドライバーやアプリの正式対応はWindows 8発売以降になってしまうので、現状では動かなければ対応まで待つだけとなりそうで評価はやり難いです。

デスクトップに移ればWindows7と変わらないのですが、いざ、何かやろうとすると、プログラムを起動するためにMetroに戻ってプログラムを探して起動というのは面倒に感じます。クイックランチやデスクトップにアイコンを並べて使うスタイルに慣れているためなのですが、マウスの移動量が大きくなるので、面倒に思えてしまいます。

Windows 8はデスクトップマシンでも使えるとは言え、Metroスタイルを使わない設定は無いため、タッチパネル液晶が欲しくなります。現状でも幾つか選択肢はありますが、Windows 8が本格的に普及すれば、種類も増え、大きく値段も下がりますので、待った方が無難でしょう。タブレットマシンについても同様です。

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