Windows 10 バージョン1703

Solomonレビュー[redémarrage]

Windows 10 Creators Update、揺れる自動更新の仕様

 

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リリースが近いためか頻繁にビルドが更新されるWindows 10 Insider Previewですが、自動更新の仕様に変化があります。

Windows 10 Insider Preview Build 15048

2017年3月3日にWindows 10 Insider Preview Build 15048がリリースされました。

Windows10-build15048-01

Build 15042で消えた壁紙のInsider Previewの表示が復活してしまっています。

今回のBuildもバグ修正なのですが、このBuildへの更新が71%で止まって元のBuildに戻されてしまうバグなども残っており、リリース予定がずれるためなのかもしれません。

Windows 10 Creators Updateでの自動更新の仕様

これはWindows 10 バージョン1607のWindows Updateの詳細オプションですが「機能の更新を延期する」という項目があり、この項目にチェックを入れることで大型アップデートの自動インストールを延期させることができます。延期される日数は明確ではありません。

Windows10-Build15048-31

これはCBとCBBの切り替えと言われています。CB、CBBとは、

  • CB:Current Branch
  • CBB:Current Branch for Business

を意味するのですが、実際の意味は、

  • CB:一般ユーザーを使った大規模ベータテスト、バグの影響は個人に留まる
  • CBB:企業利用に耐えうる品質、バグの影響は企業収益に影響する

ということです。デフォルトではチェックが入っていませんので大多数の一般ユーザーは大型アップデートがリリースされると否応無くベータテストのモルモットにされることになります。

Windows 10 Insider Preview Build 15042では「機能の更新を延期する」という項目は消えて最大35日止めることができる「更新の一時停止」という項目に置き換わっています。

Windows10-Build15048-22

ところが、Windows 10 Insider Preview Build 15048では35日が7日に変更されています。

Windows10-Build15048-14

そしてこの項目を一度「オン」にして「オフ」に戻すとこのような項目が一時的に表示されます。

ブランチはCurrent BranchとCurrent Branch for Businessから選択できます。機能更新プログラムと品質更新プログラムの延期可能な日数はそれぞれ最長365日と30日です。

しかし、この表示は「更新の一時停止」の注意書きにある更新プログラムの確認が完了すると消えて設定できなくなります。表示されている間に設定すればその設定は保存されます。

Windows10-Build15048-16

基本は通知を強化することのみ

Windows 10 バージョン1607からセキュリティの維持が最大の優先事項とのことで作業中だろうとユーザーのデータが失われようと再起動が実行されるようになりました。長時間パソコンを使って作業をする人にとってこれほど迷惑な仕様はありません。

Windows 10 Creators UpdateでもMicrosoftの方針は変わらず自動再起動をやめるつもりはありません。

どうもMicrosoftは未だに勘違いしているようで、自動再起動することが悪いのではなく、再起動のタイミングに気付かないことだろうと信じ込んでいるようです。

そのためWindows 10 Creators Updateでは再起動のタイミングでの通知を強化しています。今までの通知は一度表示されたらそれで終わりでしたが、何度か表示させるようにするものです。

通知を表示させるには「再起動のオプション」にある「追加の通知を表示」を「オン」にする必要があります。初期値は「オフ」です。

この機能はWindows 10 Insider Previewに実装されているのですが更新が配信される前にBuildが上がってしまい実際の動作は確認できていません。リマインダーが何回表示されるのか、無視した場合どうなるのかは現状不明です。

Windows10-Build15048-23

まとめ

最終リリースが迫っているにも関わらず、自動更新の仕様でもめているように思えます。

基本は通知の強化のみで自動更新についてはユーザーに触らせないということだったはずです。

しかし、CB/CBBを設定したり、更新を機能更新と品質更新に分けて延期日数を細かく設定できる画面の存在が確認できました。かと思えば、一定時間経つと消えてしまうことは開発内部での混乱を表しているようです。

あまりに細かく設定できても一般ユーザーには分かり難いので、自動再起動のオフというスイッチを付けてくれるだけですべて解決するのですが。

 

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