Windows LiveツールバーとOffice 2010

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Windows LiveツールバーはWindows Updateを実行するとオプションとして表示される「Windows Liveおすすめパック」含まれているので意図せずにインストールしてしまい、すでにGoogleツールバーを使っているので削除または非表示にしている人が多いのではないかと思います。

検索は、緑のgooツールバーを使っているので不要なのですが、Windows Liveツールバーの右端の「サインイン」が便利なので使っています。

LiveToolBar

ここでサインインしておくとWindows Liveのサービス、msdn、TechNet、XBOX Liveなどのサイトにサインインした状態でアクセス出来ます。

この便利な機能ですが、何かの原因でサインイン出来ない状態になります。そのような状態になると、サインインを囲う線が、通常は下まで伸びているのが、

LiveToolBar_2

サインインの文字を囲む線に変わり、

LiveToolBar_3

サインイン出来なくなります。原因は「Windows Liveサインインコントロール」と「Windows Liveサインインヘルパー」アドオンの異常とのことで、無効になっていれば有効化し、それでも回復しないなら再インストールするようにとのサポート情報ですが、Vistaでは結局OSの再インストールでしか直りませんでした。

ここから、Offie 2010に関係してきます。

Officeは昨年から2010のベータを使っており、製品版が出るのを待ち望んでおりました。Office 2007ではリボンを採用しながら、OutlookとOneNoteは採用が見送られていましたが、2010ではすべてのアプリでリボンが採用され、Outlookでは日付とスレッドを組み合わせて整理できるようになって非常に使いやすくなりました。製品版ではスレッドの表示方法が少し変更になっています。また、今回からOfficeも64ビット版が出たのはうれしいことです。(ただしAdd-Inなどはすべて32ビットなので64ビット版では動作しませんが、64ビットOSに32ビット版Officeをインストールすることは可能です)

2010年4月23日にOffice 2010の製品版の配布が開始され、さっそくダウンロードし、ベータ版をアンインストールして製品版をインストールしたのですが、上記のWindows Liveツールバーでのサインインが出来なくなりました。

システムの修復で戻したところ、ベータ版をアンインストールしたところでサインイン出来なくなっていました。いろいろ試してみましたが復旧せず、結局Windows 7のクリアインストールからやり直しました。

NetBookにもOffice 2010ベータ版がインストールされていたのですが、もしかしたらと、以下の手順で入れ替えてみました。

  1. Windows Live Syncのアンインストール
  2. Windows Liveアップロードツールのアンインストール
  3. Windows Liveサインインアシスタントのアンインストール
  4. Widnows Liveおすすめパックのアンインストール
  5. Office 2010ベータのアンインストール
  6. Office 2010製品版のインストール
  7. Windows UpdateでWindows Liveおすすめパックのインストール

1~3の順番は変わっても構いません。4以降はこの順番である必要があります。

この手順でOffice 2010を製品版にしたところWindows Liveツールバーでのサインインできない現象は発生しませんでした。

もともと、ベータ版には障害が発生するのは仕方ありませんが、Office 2010ベータ版とWindows Liveツールバーを使用していてOffice 2010製品版を買おうと考えている方は注意した方がよいでしょう。

なお、そもそもサインイン出来なくなる原因がわかりませんのですべての環境でこの方法が有効とは思えませんので参考までに。

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