Toshiba RD-BZ700(4)

記事内のリンクには広告が含まれいる場合があります

もう、こんな古い機種は使っている人も少ないと思いますが、最近発生した問題と解決方法を記しておきます。

番組をBDにダビングしていたところ、「ダビングに失敗しました」と表示され、何で失敗したのか、理由が表示されません。

いろいろ調べたところ、やはりTSデコーダーとAVCエンコーダーの問題でした。以前の記事でTS同期の乱れ対して、番組の最初の部分については対策されていましたが、最後の部分については放置されていました。

今回の現象は、この最後の部分の問題です。

症状

DRで録画した番組を、AVCでダビングすると、

HDD⇒HDD ■■■■■■■■■■■■■■■■■ 99%

とAVCエンコードの経過が表示されますが、99%のあと、通常は「終了」と表示され、AVCエンコードしたファイルのHDDからBDへの移動が始まります。問題がある番組は、「終了」とならず、「ダビングに失敗しました」と表示されます。

AVCエンコーダーがTS同期が乱れた部分でハングアップしたため、制御用CPUはタイムアウトを以ってAVCエンコードの失敗と判断しているように見えます。

対処方法

原因は、番組の最後のTS同期が乱れる部分ですので、その部分をAVCエンコーダーに渡さないようにすればよいことになります。

複数の番組を指定してた場合は、ダビングに指定した番組と、BDにダビングが終わった番組から、問題の番組を特定します。

その番組に対してチャプター編集を行い、フレーム番号は0~29ですので、番号が飛ぶ部分を探します。飛ぶ部分の2、3フレーム前でチャプター分割し、飛ぶ部分を含まないチャプターをダビングすると、今度は問題なくダビング出来るようになります。

関連記事:

タイトルとURLをコピーしました