SIMロック解除は、2015年5月以降に「発売」される端末のみ

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SIMロック解除について、実施方法が公表されました。

今まで何度も報道されてきたことですが、記事では「販売」と「発売」が混同されており、読み違えていました。義務化が適用されるのは、5月以降に「販売」されるものではなく「発売」されるものです。

こちらの記事で報じられたガイドラインですが、

総務省の報道資料の

公表内容で示される別紙2を読んでみると、

「販売」という言葉が多用されていますが、最後の「7.本ガイドの適用等」には明確に、「新たに発売される端末」とあります。

7 本ガイドラインの適用等

(1)本ガイドラインは、平成27年5月1日以降新たに発売される端末について適用する。なお、それ以前に発売された端末については、平成26年12月改正前のガイドラインの趣旨に沿って適切に対応することが適当である。

(2)総務省は、本ガイドラインの適用後の状況を踏まえ、必要に応じ本ガイドラインを見直すとともに、所要の対応を行う。

 

ニュース記事などを簡単に読んで、5月以降に購入すればSIMロック解除可能になるのだろうと思っていましたが、大間違いでした。

5月以前に発売されたものについては、どのキャリアも新たな対応はしませんので、従来通りとなります。

2014年発売のiPhone 6/6 Plus、iPad Air 2、iPad mini 3を含む現存の全てApple製品のSIMロック解除は、5月以降に購入しても不可能ということです。

docomoのMVNOを使っていれば問題ありませんが、他社のSIMを使うなら、SIMフリー版を買うか、秋に発売になると言われるiPhone 7を待つしかありません。

なお、5月以降発売機種のSIMロック解除について、購入後6か月間は金を払っても応じないとのことです。裏を返せば、6か月使い、解約金さえ払えば、MNPで移ろうが構わない、ということでしょう。

ブラックリストに登録されるのが180日以内の解約という噂を明文化したようにも取れます。

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