PS Vitaとkoboの販売方針

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子供の頃、よく学校の先生や大人から、「嘘はどろぼうの始まり」、「謝って済むなら、警察は要らない」などと散々言われましたが、自分が大人になった今、その言葉を子供に言えるかというと、難しいところがあります。

koboについては、三木谷社長や本間執行役員がインタビューでいろいろ語っています。

しかし、ここで述べていることにしても、タイトル数については誇大広告であり、7月末の期日が守られていません。本体仕様の不備については、短期間で対応したから問題無いとしています。

これは、詐欺という犯罪ではないにしろ、すれすれのグレーゾーンで商売しているように思えます。

PS Vitaにしても、ファミ通AppやWEEKLYファミ通で、エンターブレインが集計したおおよその販売台数がわかるのですが、7月2週時点でのPS Vitaの累計販売台数80万台です。3G/WiFiモデルはWiFiモデルより売れていないとのことですので、多く見積もって半分としても、初回限定版の50万台には達していません。

しかし、ファミ通App 2012年7月20日配信号(WEEKLYファミ通8月2・9日合併号)でSCEJの及川 氏は、現状の売れ行きは計画通りと言っています。計画通りなら、DoCoMoが「楽しもう3G」キャンペーンなどやるとは思えません。ソニーストアでも、お得なセットとしてキャンペーンを始めました。誰が見てもPS Vitaは売れていないことは明白です。

そう思っていたら、この発表です。

知らなかったと言えば、それまでですが、会社を代表しての発言なのですから嘘と取られても仕方ありません。

「嘘はどろぼうの始まり」、「謝って済むなら、警察は要らない」、これらの言葉を大人は言えない時代になったのか、自分が子供の頃から大人は嘘をついて、この言葉は発していたのか。

スピード重視で、騙すようなことをしなければ「物」が売れない時代なのはわかりますが、オンラインアップデートが可能になってから、未完成の製品を発売し、市場の反応を見ながら、修正していく。消費者をベータテスターとしか見ていない、そんな企業が多すぎる気がします。

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