複合機とドキュメントスキャナー

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フラットベッドスキャナーは最近は無くなってきたので、複合機に置き換えて説明します。

私は、雑誌の2つ折りポスターや写真など、画が重要なものは複合機で、雑誌の記事など文章の方が重要なものはドキュメントスキャナーでデータ化していました。

DeAGOSTINIのあるシリーズを買ったのですが、置き場所が無くなったのでデータ化しようと考えました。文章が重要だったので、ドキュメントスキャナーで取り込んだのですが、思わぬトラブルで時間が掛かってしまいました。

裁断面から出る粉の影響

スキャンしたデータを見ると黄色や緑の線が紙の進行方向に入っていました。

雑誌なので裁断し、スキャナーに掛けるのですが、裁断面から小さな紙の粉が落ち、それがスキャンする部分に付着したことが原因でした。カラースキャナーはR、G、BまたはCy、Mg、Yeそれぞれの色に対応したセンサーが線上に並んでいますが、粉がその1点を遮ったため、単色の線となってデータに残ってしまいました。

結局、スキャンする度に線になっていないか確認し、線が出ていたらセンサー部を掃除して、再度スキャンすることを繰り返すことになりました。

白い紙に黒で書かれた文章や、白い部分が多い原稿では気付きませんでしたが、暗い画像ではハッキリとした線となって残ってしまいます。

複合機のガラス面に原稿を置いてスキャンする場合はセンサーが動いて原稿は止まったままなので、粉などは動かず、その1点だけゴミデータとなりますが、線になって残るようなことはありません。

裁断面に残る接着剤の影響

また、原稿が真っ直ぐ読み込まれず、引っかかるようなことも起きました。

接着剤が裁断部分より中に残っていたため、センサー部分に接着剤が付着し、何枚もスキャンするうちに接着剤が厚くなり、紙の進行を妨害するようになっていました。これも掃除して除去しましたが、接着剤なのでなかなか取れませんでした。

複合機のガラス面でスキャンする場合は、原稿に、多少、接着剤が残っていてもガラス面に残ることはありません。

まとめ

複合機のスキャナーとドキュメントスキャナーは同じようなことが出来ますが、何を重視してデータ化するかで選ぶ必要がありそうです。スピードはドキュメントスキャナーの方が断然速いですが、原稿の質や裁断方法によっては、かえって時間が掛かることもあります。

この記事を書いた人
Solomon

会社での経験と趣味のモバイルガジェットの利用経験から、製品のレビューや問題の解決方法を模索しています。

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