MVNO料金の値下げが終わっても実質的には心配無いような

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MVNOが利用しているドコモの接続料が思ったほど下がらないので、これ以上MVNOの料金は下がらないだろうということです。

しかし、データ通信なら月額900円で3GB、音声通話込みなら月額1600円で3GBという4月からのMVNOのサービス内容の変更は、2014年秋の2GBへの増量に追従しなかったBIGLOBEも追従するほど、各社必死のようです。MVNOの認知度が上がり、格安スマホがいろいろなルートで販売され、入手も容易になったことで、MVNOの競争は一層激化しているのでしょう。

競争が激化するなか、ドコモの接続料が下がらないからと言って、値上げは出来ませんし、容量を3GBから減らすことも出来ませんから、実質的には利用者への影響はないと思われます。

3GBという容量については、ドコモが提供しているシェアパックが家族で使うのに十分としていることから、一人当たり2GB~3GBが標準的な使用量と思われますので、容量的には問題無いと思われます。

接続料が下がらない分、帯域を増やさず、増えたユーザーを既存の帯域に詰め込む可能性もあると言っていますので、スピードが上がらない、よく切れるなどの状況が発生する可能性はあります。

これについては、ソフトバンクが増強はしていると嘯(うそぶ)いていましたが、実際はどうだったのか真偽のほどは分かりませんでした。MVNOも同様の状況になる可能性はありますが、原因は分からないでしょうから、結局、接続料が下がらないことの影響かどうかもわかりません。

何にせよ、値下げが出来なければサービスや品質で差別化するしかありませんから、利用者にとってはメリットの方が大きいでしょう。また、これで淘汰が起きれば、どこを選べばよいのかよくわからない状況も改善するかもしれません。

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