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Solomonレビュー[redémarrage]

NASとHDD(2)(旧サイト・アーカイブ)

 

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結局4TBのNASでは容量が足りず、8TBのNASを構築することにしました。

従来のTeraStationにも収まりきらなかった番組データは、バルクのHDDをリムーバブルケースに入れてコピーし、HDDだけを保存していたのですが、LS-Q1.0TL/1Dに保存した時点でHDDを売り払ってしまったので、更にLS-Q1.0TL/1Dを買い足し8TBのNASを構築しました。

ここで前回の教訓と、8TBにする場合の注意を記します。

私はバルクHDDを扱うことが多いので、これdo台 PROを使っています。高価ですがHDDのライフサイクルで何回か使用するため今では十分元は取れていると思っています。この製品は、IDEとSATAの両用ですが、IDEを使用することが無いというなら、裸族の双子でもよいでしょう。ただし、クレドールタイプは場所を取らない代わりにSATAコネクタに負担がかかる気がしてあまり使う気がしません。SATAコネクタは一時期、寿命が50回とも言われ、長寿命を謳ったリムーバブルHDDケースもいつの間にか表記が消えるなどSATAコネクタの寿命が短いのは確かと思われます。

まず、HDDを購入したら、「DISK CHECK」でチェックを行います。2TB(Caviar Green WD20EARS)で7時間程度です。DISK CHECKは基本的に読み込みチェックだけなので、私は念のため「DATA ERASE 00」で書き込みのチェックも行います。これも2TBで7時間程度です。読み込みスピードは最初110MB/s程度で、終了近くには50MB/s程度になります。書き込みスピードもほぼ同様です。

話はそれますが、WD20EARSで採用されているAdvanced Formatですが、Linux系で動作しているNASやこれdo台 PROでは問題なく使えているようです。NASに関しては従来フォーマットの1TB HDDで構成したNASと同様のパフォーマンスだからです。これdo台 PROはシーケンシャルアクセスだけなので問題が見えないだけかもしれません。大きな問題はWindows XPでフォーマットした場合だけのようです。ここを見ると、殆どのOSは8セクター4096バイト単位で管理しているので論理セクターと物理セクターが一致し問題ないのですが、Windows XPだけは、8セクター単位での管理がLBA63から始まるとのことで、その前のセクター数が8の倍数になっていないため論理セクターと物理セクターが一致せずパフォーマンスに問題が出るとのことです。Windows 7などでフォーマットしたHDDにWindows XPをインストールすれば改善するようですが。

前回NASに添付されたHDDが故障していたことから、購入したLS-Q1.0TL/1DのHDDもチェックしなければならないのですが、いきなりこれdo台 PROで「DISK CHECK」してはいけません。従来のTeraStationはHDDにシステムが無いと、特殊なモードで立ち上がり、ネットワーク経由でファームアップグレードと同様の方法でHDDにシステムを転送できたのですが、LS-Q1.0TL/1DはHDDにシステムが無いとハングアップした状態になります。こうなると電源SWでシャットダウンできなくなり、ACアダプターを抜く方法でしか電源を切れません。「DISK CHECK」は書き込みを行う場合があるので、添付されたHDDをチェックするにはHDDの内容をバックアップしておかなければなりません。

チェックの完了したHDDと、添付されたHDDをこれdo台 PROに接続し、「DISK COPY」でバックアップを行います。その後、添付されたHDDのチェックを行い、問題が無ければ、再度「DISK COPY」で添付されたHDDにシステムをリストアします。

バルクHDDですが、友人はHDDメーカーから提供されているツールでPCにHDDを接続してチェックしているそうです。私の経験や、友人の話を聞く限り、数台に1台は故障している計算になります。HDDはチェックに時間がかかるため、外観不良さえ無ければ、販売店はすぐに交換してくれます。

LS-Q1.0TL/1Dを4TBまでで使うなら、上記方法で添付されたHDDも含めてチェックして組み込めば問題ありません。

問題は4TBより大きな構成にする場合、すなわち添付されたHDDも含めて交換する場合ですが、システムが無いと立ち上がらないのでシステムをコピーする必要があります。一つの方法はこれdo台 PROなどの装置を使ってHDD全体をコピーする方法、もう一つは、

  • 添付されていたHDDを1番目、追加するHDDを2番目に組み込んでLS-Q1.0TL/1Dを立ち上げます
  • 2番目に組み込んだ追加したHDDをフォーマットして認識させます
  • 1番目の添付されたHDDと2番目の追加したHDDをRAID1(ミラー)構成でRAIDを組みます
    この時点では容量の小さい1番目のHDDの容量でRAIDが構成されます
  • RAIDの同期が完了するまで待ちます
  • 電源を切り、1番目の添付されていたHDDを抜きます
  • 電源を入れ、RAID1の構成を解除します
  • 電源を切り、追加したHDDを2番目から1番目に差し替えます
  • 電源を入れ、立ち上がることを確認したら、追加したHDDをフォーマットしてHDD全体を使えるようにします

これで1台のHDDで2TBのNASが出来ましたので、必要に応じてHDDを追加すれば最大8TBのNASになります。8TBとした場合、RAID5に構成後のRAIDチェックは48時間かかります。

最後にHDDは、あまりにも小さな容量でなければ売れます。売るにしても、廃棄するにしても、HDDにどんな情報が残っているかわかりませんので、消去は必須です。これdo台 PROを使えば「DATA ERASE NSA」でNSA規格相当の消去が行えます。3回書き込みますので、2TBで21時間程度となります。

これdo台 PROは、チェック、コピー、消去で使用しますが、2~3台の不良が見つかったなら、元は取れたと言えるのではないでしょうか。

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