docomoに逃げたケイ・オプティコムのmineo

MVNO
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初のau回線を利用するMVNOとして登場したmineoですが、iOSのアップデートによりiPhoneでは使えなくなったことで、2015年9月からdocomoにも対応するとのことです。

ブルーオーシャンを狙ったり、iPhone対応の目処が立たなければドコモを使ったり、企業の生き残りとしては当然なのかもしれませんが卑しさが見え隠れしてどうも好感が持てません。

マルチキャリアMVNO

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auだけでなくドコモにも対応し、ゆくゆくは1枚のSIMでどちらの回線も使えるようにするとのことです。

しかし、そんなことができるでしょうか。

大手キャリアは多額の金と人脈などを使って電波の取り合いを行って、やっと今の状況を作り上げたわけです。それをMVNOがキャリアの壁を越え自由に電波を使えるとなれば、大手キャリアの奪い合いが全くの無駄になってしまいます。

したがって、技術的には可能だとしても大手キャリアが許可するはずがありません。

iPhone問題

ならば、何故こんなホラをふいているのか。それはiPhoneに対応するためにはドコモの回線が必要で、その理由を隠すための後付の構想だからです。

iPhoneで使えないのは、Apple側の問題かau側の問題かわからないと言っていますが、au側の問題でしょう。auのMVNOとしては強く出ることができなかったのかもしれませんが、ドコモの回線も契約したことで、多少auに強く要請できるかもしれません。

まとめ

大手キャリア2社の回線を使えるようにするのは悪いことではありません。ただ、その理由を隠して嘘を並べるのは企業に対する信頼を損なう行いです。

この記事を書いた人
Solomon

会社での経験と趣味のモバイルガジェットの利用経験から、製品のレビューや問題の解決方法を模索しています。

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