低価格データ通信プラン(2)

この記事内には広告が含まれています。
(PR)

楽天ブロードバンドLTEがリリースされた後、b-mobileがプランを刷新したぐらいで、動きがあまりありませんでした。LINEが普及してSIPフォンが見直されたからでしょうか、050 plusとの組み合わせも考慮されて、OCNモバイルエントリーd LTE 980がリリースされました。当初LTEのみで3Gが使えないなど使い勝手が悪かったのですが、改善されました。

更に、ここに来て、BIC SIM powered by IIJが出てきました。これは、IIJmio高速モバイル/Dに公衆無線LANサービスWi2 300をセットにしたものとのことです。

簡単に比較すると以下のようになります。

名称 BIC SIM powered by IIJ 楽天ブロードバンド
LTE
スマートSIM OCNモバイル
エントリーd LTE 980
会社名 IIJ 楽天ブロードバンド b-mobile OCN
プラン名 ミニマムスタート エントリープラン 月額定額980
ヨドバシ/
amazon
エントリーd LTE 980
プラン変更 不可 不明
公衆無線
LAN
Wi2 300 無し 無し 無し
回線 DoCoMo
3G/LTE
DoCoMo
3G/LTE
DoCoMo
3G/LTE
DoCoMo
3G/LTE
通信速度
下り
(超過時)
112.5/37.5Mbps
(200Kbps)
75Mbps
(100Kbps)
150Kbps 112.5/37.5Mbps
(200Kbps)
通信速度
上り
37.5/12.5Mbps 25Mbps 150Kbps 37.5/12.5Mbps
通信量 500MB/月 200MB/月 無し 900MB/月
(30MB/日)
月額料金 945円 875円 980円 980円
事務手数料 3150円 4200円 3150円 3150円
増速/増量
対応
100MB/525円 100MB/525円 100MB/525円 無し
拘束期間 解約月末 15日まで当月末
16日以降翌月末
解約翌月起算日 不明
違約金 無し 無し 無し 不明
SIPフォン FUSION
IP-Phone
SMART
050 plus

OCNについては、拘束期間や解約違約金についての説明が無く詳細は不明です。(契約手順の中で表示される約款には記載されているはずです)

1000円以下のデータ通信で200Kbps程度なら無制限で使えるのは常識になったようです。問題は、3GやLTEの本来の速度でどれだけの通信量を基本料金で使えるかという点、公衆無線LANなどの付加サービスが使えるかなどに焦点が移って来ているのでしょう。

OCNモバイルエントリーd LTE 980は月に900MBも使えるため、お得なように見えますが、広告が満載のWebページを見るだけで、すぐに30MBなど使ってしまいます。また、急いで仕事のデータを落としたいときに30MBを超過してダウンロードが終わらない、などということが起きるでしょう。30MB/日というのはプロバイダーにとっては最大通信量を見積もり易く、ユーザーには、ここぞという時に必要量使えないという、あまりユーザー側にメリットの無いプランに思えます。

IIJのサービスは本来9月からのところを6月に前倒ししたということは、何処かが競合するプランを準備しているのでしょう。b-mobileや楽天ブロードバンドは、競争力が無くなりましたので、何かしらのプランを考えているかもしれません。

現時点では、BIC SIM powered by IIJが一番魅力的ですが、これだけ安いと、事務手数料が効いてきますので、移行するにしても、他社の動きを見てからの方がよいでしょう。


楽天ブロードバンドLTEが値下げで対抗してきました。

増速の追加容量を無料で貰えるとか、事務手数料を無料にするとか、楽天スーパーポイントを貰えるとか、いくつかのキャンペーンも同時に行われるようです。

現時点ではホームページにも掲載されていないため詳細は分かりませんが、金額的な優位性以外にサービスの追加などは無さそうです。

私は7/10までに動きが無かったので、楽天ブロードバンドLTEは解約してしまいました。8月からはBIC SIMに切り替えますが、公衆無線LANが使えるようになるので、値下げされてもBIC SIMの方がよいと思えます。

タイトルとURLをコピーしました