iPad2

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iPad2発売

東日本大震災が起きたことによって発売が延期されましたが、これはよかったと思います。あのような大惨事が起きても、iPad2が発売されるとなればお祭り騒ぎになったと思われます。今回2011年4月28日の発売にしても多少リークしていましたが、前日の夜に発表することで会社を休んでまで並ぶ購入者は最小限には出来たと思います。

発売日は病院に行った帰りに11時頃ヨドバシに寄りましたがBLACK WiFi 16GB以外は売り切れでした。3G版はすべて在庫がありました。WHITE WiFiの16GBと64GBを予約しましたが、4日ほどで入荷の連絡がありました。予約は全額前金でポイントは付きませんでした。

iPadの有用性

友人からiPod touchがとても便利であると進められ気になっていたところ、第3世代iPod touch 8GB(実際には8GBのみ第2世代)が2万円と手ごろな価格で発売されたことがきっかけでiPod touchシリーズを使い始めました。

このとき友人からはiPhoneには64GBが無いのでだめだと言われていましたし、DoCoMoからSoftBankに変えたくなかったので、iPhoneは検討対象にありませんでした。

iPod touch 8GBを使っていてmyloやWindows Mobileなどに比べて反応も早く確かに使い易いと感じました。iPod nanoからの乗り換えもあって音楽プレイヤーとしての用途がメインだったのですが、Pocket WiFiを購入し、iモードを使わなくなって、出先での情報収集はiPod touchで行うようになりました。iPod touchは音楽プレイヤーから情報端末へ比重が大きく変わっていきました。

iPadが発売され試しに16GB WiFiを購入してみましたが、重くてかさばることから、当時はこれは使えないと思いました。

第4世代のiPod touchが発売されるため、予め今使っているiPod touch 8GBを売り払い、発売されるまでの1ヶ月間iPadを持ち歩いていました。

大きくかさばるため、立っている時に使うことは無くなりましたが、幸い会社からの帰りは始発駅のため座れたため、鞄の上にiPadを置いて情報収集することが多くなりました。

第4世代iPod touchが発売されたので早速購入し、iPadを自宅に置いておいて、iPod touchを持ち歩くようになりました。

しかし、iPadを買う以前は当たり前のように行っていた画面の拡大縮小や、メール一覧画面とメール本文画面の行き来がとても煩雑に感じられました。iPadでは殆どの場合、目的のサイトを表示しただけで拡大せずとも文字が読めていたのです。この時になってiPadの有用性に気づきました。

iPhone4の小さい文字で拡大せずに読んでいる方もいらっしゃいますが、拡大せずに読める方は少ないと思います。

結局、今では、簡単な情報検索はiPod touchで、自宅での簡単な情報検索はiPadを使うようになりました。セミナーなどでのメモも、NetbookはありますがiPadで事足ります。

iPad(1)とiPad2

結論から言えば、iPad(1)で満足しているならiPad2に買い替える必要無いでしょう。

CPUの高速化、カメラの実装、専用フタによる磁石を用いたスリープモードへの移行など変わった点はありますが、画面解像度は変わらず、軽くなったといっても、持って比べてみても軽さを実感するのが難しいほどわずかに軽くなっただけです。

私の場合は、16GBでは足りなくなったため購入したにすぎません。

強いてiPad2の良い点を挙げるとすれば、反応速度が改善され、ストレスが少なくなったことです。

Windowsパソコンではアプリケーションが処理中である場合、マウスカーソルが変化して利用者はBUSY状態であることを知ることが出来ます。iOSのはそのような機能は無いため、タッチしてもアプリが反応しないことや、複数回タッチが認識され思いもよらぬ動作となったりと、イライラさせられることがiPad(1)ではしばしだありました。

例えば、「ビューン」というアプリで「ニュース一覧」から個別のニュースをタッチし、ニュースを見た後「戻る」で「ニュース一覧」に戻り、すぐに画面をスクロースさせようとしてもiPad(1)では暫く待たなければ反応しなかったのが、iPad2ではすぐに反応するようになりました。

個々のアプリも動作は早くなりましたが結果が変わるわけではありません。

容量

iPod touch 8GBを買い替えるにあたり、これからアプリも増えるだろうと64GBにしたのですが、アプリと音楽だけでは8GBから16GB程度しか使わず64GBも必要ありませんでした。

一方、iPad 16GBはiPod touchと同じiTunesで同期しているにも関わらず、アプリだけで16GBをオーバーし、使用頻度の低いアプリを同期対象から外さなければならなくなりました。もちろんiPhone用とiPad用のアプリがある場合iPhone用のアプリは同期対象から外しています。

考えるに、iPhone用とiPad用ではアプリの設計基準が違うためと思われます。

iPhoneのアプリを作る人は出来るだけ多くの人に使ってもらいたいため、最低スペックであるiPhone 3GSに合わせていると思われます。すると画面解像度も480x320でよく、iPhone4の960x640に合わせてしまうと逆に市場を狭めてしまいます。またCPUも遅いiPhone 3GSでもそこそこに動作させるため軽い処理になってしまいます。結果的に出来ることを限定するため容量の小さなアプリとなるのでしょう。

逆にiPadは最低基準が、1024x768ですからグラフィックも細かく、CPUもA4以上となり複雑な処理も短時間でこなせるので、容量の大きなアプリになっていると思われます。

同じアプリでもiPhone用とiPad用では出来ることが違ったり、iPad用は「HD」と高解像度であることを売りにしているものも多くなっています。一方iPhone4の高解像度を活かしたアプリはまだまだ少ないように感じます。

もちろん使用目的によって使うアプリは異なるので容量は大きく変わります。あくまで参考値と考えて頂きたいと思います。

必要容量がわからない場合は、最大容量のものを買うという手もありますが、まずは最低容量のものを使ってみて自分に必要な容量を見極めてから、翌年買い替えるという手もあります。

価格

昔Macが100万円以上した頃、Apple製品は性能は年々上がるのに値段は年々下がるのでローンで買ってはいけないと言われていました。ローンで買うとローンの残額より安い値段で今使っているMacより高性能なものが買えることが頻繁に発生し、後悔することになったためです。

価格は大きく下がったため、下げ止まりましたが、性能は毎年格段に上がっています。Apple製品は値崩れせず、発売時期も毎年決まっていますので、発売後すぐに入手し1年間使ったら買い替えるのが良いと私は考えます。

iPod touchはAppleが直接販売しているため、世代交代してもそれほど大きくは値下がりしないため、1年後に売却しても半額以上で売れるようです。

しかし、iPadはSoftBankが販売していることもあり、iPad2発売直前にiPad(1)を値下げしたため、ソフマップの買い取り価格アップキャンペーンを利用しても半額以下となってしまいました。

SoftBankと言えば、iPad(1)ではBBモバイルポイント2年分の利用権を付けるためとはいえ、WiFiモデルを購入するにもSoftBankと契約させられました。iPad2はBBモバイルポイントの利用権は付きませんがSoftBankと契約無しで普通に購入出来ます。また一人につき2台までという制限も無くなりました。

iPadの高解像度を活かした有用性

iPadもiPod touchのようにiPadが値下がりする前に売却すればよかったのですが、iPadが無い空白期間を作れなかった理由があります。

iOSには「ホームボタン」と「スリープボタン」を押すことで画面キャプチャーが行える機能があります。これは同時に押すのではなく、ほんの少し押すタイミングをずらすのがコツです。成功するとシャッター音がします。この音は音量を下げても消せません。キャプチャーした画像は、「写真」アプリの「カメラロール」に保存されます。画像はパソコンにiPadを接続するとデジカメと同様にDCIMフォルダーの下の8桁の英数字のフォルダーの下にPNG形式で保存されています。

iPadは一覧性に優れていると言ったように、殆どの電子書籍や雑誌サービスは、このキャプチャー画像だけでも読むことが出来ます。毎週更新される電子雑誌など読む時間が無いときはキャプチャーしておけば後で読むことが出来ます。

第4世代iPod touchでも、ある電子雑誌で試してみましたが、もともとiPhone 3GSをターゲットにしているようで解像度が足りず読むことは出来ませんでした。

同じアプリでもiPhoneとiPadでは送るデータサイズを分けているものがあるようです。

まとめ

iPadは医療や教育方面でも利用されるなど、ある程度地位を獲得し、何が出来て、何が出来ないのかも明確になってきました。よく言われるように使用目的は自分で探すデバイスです。利用例などを見て自分に必要なものかよく考える必要があります。

まだまだアプリの購入やアップデートなど誰かのサポートが必要ですが、直感的に使えることから高齢者の利用は有用と考えています。

なお、タブレット端末はAndroid端末が台頭してきていますが、現状では、お勧めできません。

理由は同じAndroidと言ってもバージョンが沢山あり、バージョン間で出来ることの差がある上、端末ごとにバージョンアップ出来るものと出来ないものがあり、利用者が見極めるのも難しく、メーカーが一方的にバージョンアップを中止する場合もあります。

Androidという括りではなく、GALAXY Tabなどの商品として出来ることを見極めるなら問題無いでしょうが、その場合、Androidとして出来ることが限定される可能性はあります。

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