Windows 10

Solomonレビュー[redémarrage]

ICH7R, ICH9R(3)(旧サイト・アーカイブ)

 

Pocket

ICH7R,ICH9Rの問題は、障害発生時に出来ることが限られていることでしょう。RAID-BIOSから出来ることはRAIDボリュームの作成、変更、削除だけですから。

先日とうとうRAID-1(MIRROR)のシステムボリュームが壊れました。と言っても、HDDが壊れたわけではなく、ボリュームが壊れたと認識されただけです。そこでの復旧手順を参考に掲載します。

RAID-1ボリュームを組んでいて、正常にシャットダウンが行われないとRAIDドライバー(Windows起動時に読み込まれるドライバーで、RAID-BIOSではありません)が、

  • Normal:問題なし
  • Verify:要確認
  • Fail:復旧不可

とRAIDボリュームにマークを付けてしまいます。

VerifyとマークされるとHDD間のデータ比較が開始され、250GBのHDDで100分程度、まともに動作しなくなります。この場合は、PCの起動画面から、CTRL-IでRAID-BIOSに入り、信頼できるHDDを残して、もう1台のHDDをRAIDボリュームから外し、OS起動後、再度、RAIDを組んだ方がPCを使用できない時間が短くなります。

問題は、Failとマークされた場合です。RAID-BIOSからはマークされたFailを解除する方法は無く、システムボリュームの場合、起動不可にマークされるため、OSも起動できないので万事休すです。

RAID-1に限られますがFailからの復旧方法です。BIOSでIDEモードをRAIDにしている場合、RAID-1を構成するHDDはボリュームから外して単体のHDDと認識させても起動できます。したがって、手順は以下となります。

1.PCの起動画面でCTRL-IでRAID-BIOSに入り、RAID-1ボリュームを削除します。構成メンバーのHDDは単体Non-RAID Memberと認識されます。なお、Windowsで再認証を行わせないために、RAIDボリューム名は覚えておいて下さい。

2.リセットし、BIOSに入って、RAIDメンバーだったHDDから起動するようにBOOTデバイスの設定を行います。

3.BIOSを抜けてOSを起動します。

4.OSが立ち上がったら、Intel(R) Matrix Storage Consoleを起動します。メニューの「表示」から、「詳細モード」を選択します。

5.メニューから「アクション」「既存のハードドライブからのRAIDボリュームの作成」を開始します。以下、ダイアログを掲載して説明します

6.「次へ」をクリックします
RAID-1s

7.1で覚えておいた以前と同様のRAIDボリューム名を入力し、RAIDレベルを設定し「次へ」をクリックします。
RAID-2s

8.「利用可能」のボックスからRAIDに移行するHDD(現在OSを起動しているHDD)を選択し、「→」をクリックして「選択済み」のボックスに移して「次へ」をクリックします。
RAID-3s

9.「利用可能」のボックスでRAIDを組むもう1台のHDDを選択し、「→」をクリックして「選択済み」のボックスに移して「次へ」をクリックします。
RAID-4s

10.ここでは変更できる項目は無いので「次へ」をクリックします。
RAID-5s

11.このダイアログで「完了」をクリックすると、RAIDボリュームの構築を開始します。
RAID-6s

12.PCは通常通り使えますが、ボリューム作成中にハングアップするなど障害が発生するとやり直しとなりますので、ただ待ちましょう。Intel(R) Matrix Storage Consoleで「ボリューム」の下にある作成中のボリューム名を右クリックし、メニューから「移行の進行状況を表示」をクリックすると、このダイアログが表示されますので、完了までのおおよその時間がわかります。(ここでは500GBのHDDで構成した場合)
RAID-7

13.OSから再認証が必要とのダイアログが出てもキャンセルします。

14.RAIDボリュームの作成が完了したら、再起動し、BIOSに入って起動ドライブを作成したRAIDボリュームに戻してから、OSを起動します。

15.OSから再認証が必要とのダイアログが出てしまう場合は、仕方ないので認証します。ネットワーク認証に失敗する場合は、電話での認証に進むと、マイクロソフトのオペレーターにつなぐ方法が電話でアナウンスされるので、オペレータにつなぎ、PCの故障による再認証であることを伝えると再認証出来るようにしてもらえるのでオペレーターの指示に従い、再認証を行います。

以上、Fail状態からの復旧方法ですが、壊れて良い機会なので、RAIDを捨て単体HDDの運用に移行しようとも考えましたが、RAID-1なら、いつでも単体HDDに移行可能であることがわかりましたので、当面、RAID-1での運用を続けようと思います。

Pocket

 

コメントは5件です

  1. Rice より:

    HDDが壊れる寸前らしい(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1326187648より)のですが、データの復旧は可能でしょうか。ノートパソコンでハードディスクは内部のみです。
    パソコンを付けたときにWindowsのローディング画面から先に進まないので強制終了したところ、黒の画面に「Windowsを通常起動する」「Windowsの問題を修復する」と出ます。
    ブルーの画面のスタートアップ修復では
    「正常に完了しました」→そして完了ボタンをクリックして画面がWindowsのロード画面へ戻っていつまでたっても先に進まないので強制終了→電源を付ける→再びスタートアップ修復が始まる→これの繰り返し
    そしてスタートアップ修復での
    「見つかった根本的な原因」は「ディスクのシステムボリュームが壊れています。」のようです。
    webで「壊れかけたHDDにchkdsk(ファイルシステムの修復/スタートアプ修復完了時の「診断および修復の詳細」の一項目)は致命的」と書かれているのを読んでそれ以来何もしていません。
    バックアップもなにも取っていないので絶望的です。
    なにか方法はないでしょうか。よろしくお願い致します。

  2. Solomon より:

    OSの重要な部分が壊れた場合(レジストリの破損など)にも同様の症状は出ることがあるのでHDDの故障とは一概には言えませんが、何かやれば症状を悪化させるのはHDDの障害全般に言えることです。
    一番良いのはHDDを外して、別のPCにUSBアダプターなどでUSB-HDDとして接続し、必要なデータを抜き出し、HDDを戻して購入時の状態に再セットアップ(リストア)して、直れば論理的な故障、直らなければHDDの物理的な故障と見るべきでしょう。
    ノートPCとのことで、HDDを外すのが困難または、他にPCを持っていないなど、上記方法がとれない場合は、KNOPPIXなどのCD起動のLinuxで起動し、HDDから必要なファイルをUSBメモリーなどにコピーしてファイルを救済することになります。
    「CD起動」、「KNOPPIX」などで検索するとファイルの救済方法は見つけられると思いますので、自分に理解し易い解説を探してみて下さい。
    自力では難しい場合は、修理窓口などに相談した方がよいと思います。その場合、メーカー修理窓口ではなく、ファイル救済サービスなどをやっているところでないとHDDを交換して終わりとなりますので注意して下さい。
    適切な御回答になって無いかもしれませんが申し訳ございません。

  3. Rice より:

    お返事が遅くなって大変申し訳ありません。ご回答ありがとうございます。
    Knoppixで起動させたところ、見事ほぼすべてのデータを救出することができました。
    貴重なご意見ありがとうございました。
    なお、物理的に壊れ始める可能性があるor壊れ始めているようなのでHDDを交換したほうがよいと知人に言われ、新たなHDDを購入し、HPが発行しているユーザガイドを見ながら換装を試みたのですが、図で示されているものと私のパソコンでは若干仕様が違うようで、取り外しがうまくいきませんでした。具体的には、本来ハードディスクタブがついている端の部分がネジで固定されており、タブらしきものは中央についている、また、そのネジを試しに緩めてみたものの逆側も固定されているようでうまくいかなかった、といったところです。もしなにかご存知でしたらご教授願います。
    型番はHP pavilion dv3800です。

  4. Solomon より:

    データは救済できたようで良かったです。
    下記URLのマニュアル「ドライブ - Windows Vista」のP.16を見てみました。
    http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/TechSupport/DocumentIndex.jsp?lang=en&cc=us&contentType=SupportManual&prodTypeId=321957&prodSeriesId=3998658&docIndexId=64255&manualLang=ja
    写真を見る限りでは、HDDの周りにスペースが無いようですので、固定用ネジ(1)を外し、ネジで止められていた部分をケースから出せるまで持ち上げてからタブを引いて(2)みて下さい。コネクター部分が曲がってしまいますが、構造上仕方ないでしょう。

  5. Solomon より:

    書き忘れていましたが、HDDがSATAなら比較的楽に外せるのですが、IDEの場合は少し力が必要です。
    タブではなく、HDD全体をしっかり掴んで、コネクタ部分を中心に水平に左右に少しこじるようにして外して下さい。コネクタ部分に少しでも隙間が出来たら細いドライバーを差し入れて外した方が安全かもしれません。

おすすめの記事
購読

RSS Feed RSS - 投稿

Twitter
サイト内検索
人気の投稿
最近のコメント


Intel NUC Kit Pentium N3700搭載(BOXNUC5PPYH)

[レビューはこちら]
カテゴリー
アーカイブ