ドコモのハーティ割引の「定期契約なし」という制約(旧サイト・アーカイブ)

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ドコモの「ハーティ割引」は、実質200円しか安くならない差別プランだというお話です。

ドコモの割引サービスに「ハーティ割引」というものがあります。

「身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、特定疾患医療受給者証、特定疾患登録者証、特定医療費(指定難病)受給者証のいずれかの交付を受けており、利用者として登録されている方が対象」という割引サービスなので、自分には関係ないと思っていたのですが、親が高齢になり対象者となったため、親の携帯をiPhoneへ変えるのと同時にハーティ割引を受ける契約にしました。

現状で契約出来る基本プランはカケホーダイプランだけなので、特に確認もせず契約し、帰宅してからMy docomoで契約詳細を確認して初めてハーティ割引の制約を知りました。

以下の説明での金額はすべて税抜価格です。

ハーティ割引を受けられる料金プランは、下記のページに記載された料金プランのみが対象となります。

私が気になったのは「定期契約なし」という部分です。

これを見ればわかりますが、普通はカケホーダイプランを「定期契約あり」(2年)の2700円で契約します。しかし、ハーティ割引を受けるには「定期契約なし」でしか契約出来ませんので4200円となります。ここにハーティ割引の一律1700円引きが適用されて、2500円となります。

確かに2700円と2500円で200円安くなっているのはありがたいのですが、「定期契約なし」しか契約出来ないことが、まるで「いつ死ぬかわからない奴と定期契約など出来るか」と言われているようで非常に腹が立ちました。

定期契約を禁止しなくても、

「ハーティ割引では、カケホーダイプランが200円割引きとなります。また、ハーティ割引適用の場合は、定期契約期間中に解約されても解約金はかかりません」

などと同じ割引で記載方法を変えることは出来たはずです。それをわざわざ「定期契約なし」しか契約出来ないようにしたのは、単に割引額を200円ではなく1700円と大きく見せるためだけのように思えます。そして、この金額でドコモが意識しているのは利用者ではなく競合他社でしょう。

「保険」という商品は病気になった場合、死亡した場合などリスクを軽減するために、多額の保険金が支払われるため、契約資格が厳しいのは仕方ないでしょう。しかし、ハーティ割引は「保険」ではありません。高々200円の割引きで、そこまで制約を設けるのは何か違う気がします。

ハーティ割引というサービスを提供してもらえるのはありがたいですが、ハーティ割引という特別な割引が適用される人や家族の心象も考えてほしいものです。

 

なお、「障碍者はすぐに権利を主張するから疎まれるのだ」との不適切なコメントを頂きましたが削除しました。こういうことを言われる方に限って自分がその立場になると真逆のことを言い始めるものです。

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