Panasonicの洗濯機などを製造している国内の工場で、設備のトラブルにより出荷が遅延しています。
既に何処も在庫は無く、6月に新製品の発売を控え、入手が困難になっていましたが改善に向かっています。
Panasonic洗濯機工場のトラブル
白物家電はどの電機メーカーも売却してしまい、純粋に自社で生産している会社は殆ど無くなってしまいました。
Panasonicは自社で製造販売していますが、洗濯機を製造している静岡の工場でトラブルが発生したそうです。
- 全自動洗濯機・洗濯乾燥機・電気衣類乾燥機お届けの遅延について(Panasonic)
白物家電は壊れなければ買い替えないので、私も実家の洗濯機を買い替えることになって気付きました。
- 洗濯機/衣類乾燥機(Panasonic)
量販店などでの状況
価格.comなどで希望の機種を見てみると、どこも取り寄せとなっています。
量販店のインターネットサイトを見ても、どの機種も取り寄せとなっています。
このような場合は、実際に店舗に出向いて店員に状況を確認した方がよいでしょう。
私も3月31日にヨドバシに行って聞いてきました。
その日時点での最短の納期は5月29日でした。2月頃に注文したものでもまだ入荷しないそうです。ただ、4月9日にもう一度見てきたところ5月29日以降という表示に変わりはありませんでしたので実際にどの程度遅れているのか分かりません。
各販売店からの注文を見ながら製造しているので、高価で出荷数が少ないものの方が早く入手できるなどということはないそうです。今から注文しても梅雨に間に合うかどうかというところです。
なお、価格についてはインターネットサイトで注文するより、店舗の方が引いてくれます。
店舗では設置工事費が無料となっていました。また、少し値引きしてくれました。
(2016/4/20追記)
4月17日に確認したところ、最短の納期が5月22日になっていました。現状の納期は約1ヶ月というところまで改善してきています。
注文した洗濯乾燥機の価格が先週の初めに2万円ほど上がったので状況が変わったことは分かっていました。
ただ、問題があり、納期2ヶ月の頃に注文した人は5月29日以降で配送を指定しているはずですが、今なら5月22日に配送できます。ということは先に発注した人の方が後に届くということになります。既に購入して配送されるのを待っている場合は、納期の前倒しができるかもしれませんので、購入店舗に問い合わせてみた方がよいでしょう。
(2016/4/25追記)
一部の機種で価格が大きく下がりました。在庫がある店舗も出てきているので、そうとう急いで復旧させたようです。4月23日時点での最短納期は5月20日でした。
洗濯機の売れ筋
ヨドバシドットコムで調べてもPanasonicの縦型で乾燥機付きが無かったのでドラム式を購入する方向で考えていました。見つからなかったのは商品の切り替え時期で6月上旬に縦型の新製品が出るようです。
- NA-FA100H3、NA-FA90H3、NA-FA80H3、NA-FA70H3
- NA-FW100S3、NA-FW90S3、NA-FW80S3
- NA-JFA802、NA-FD80H3(以上 Panasonic)
Panasonicでの発売時期は、縦型は6月、ドラム式は10-11月に新製品が発売されるようです。
ヨドバシでは縦型を選ぶと乾燥機との2階建てとなってしまい高くなるのは嫌われるので乾燥機能を求める方はドラム式を選択すると言われました。ヨドバシなどでは既に縦型の販売が終了していたためドラム式を勧めたようです。新製品が発表されたので今後は変わるかもしれません。
縦型とドラム式のどちらを選ぶかは予算と好みの問題なのですが、8割程度は縦型を購入するとのデータがあるそうです。
ドラム式を10年ほど使っていて思うのは、縦型は初期コストを抑える代わりに運用コストが大きくなります。運用コストとは水、電気、洗剤、傷んだ衣類の買い替えです。ドラム式は初期コストは高いですが運用コストを抑えることができます。
1点だけ注意としてドラム式は衣類を遠心力で持ち上げたのち、落として洗う「たたき洗い」なので電気毛布などは断線するので洗えません。
- 洗濯乾燥機の賢い選び方(Panasonic)
ドラム式ではPanasonicからはレギュラードラムタイプとキューブタイプの2種類が発売されています。
キューブタイプは低温乾燥なので時間もかかり、生乾きになることも多いそうです。また3Kgまでしか乾かせませんし、3時間ほどかかるとのことでした。
レギュラーキューブタイプはヒートポンプ式なので衣類の縮みも少なく、早く乾くそうです。6Kgまで1時間で乾かせます。
そのため、売れ筋は、しっかり乾燥できるレギュラードラムタイプだそうです。
ドラムのタイプ、乾燥のしかた、付加機能などで値段が変わります。
注意点は扉の開く方向で2種類あるということです。
洗濯機の正面に立って、右側から左に開くのが左開き(型番の最後が「L」)、左側から右に開くのが右開き(型番の最後が「R」)となっています。
まとめ
Panasonicの洗濯機、乾燥機が欲しい場合は、早めに行動した方がよいでしょう。
また、どこでも入手困難なため、比較的、値引きをしてくれやすい時期でもあります。
一点だけ心配は、遅れているのに6月上旬に新製品を出すと発表したのが、それまでに問題は解消するということなのか、新製品を優先して生産するということなのか、どちらなのかという点です。
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コメント
Panasonicの洗濯機でも縦型乾燥機付きはあります。
ちゃんと調べましょう。
誤りを御指摘頂き、ありがとうございます。
このページを横に見てタテ型は乾燥機能が無いものと勘違いしていました。
http://panasonic.jp/wash/lineup/
確かにNA-FWシリーズというものがあります。
http://panasonic.jp/wash/product/na_fw100s2/
ただ、ヨドバシなどでは販売が終了しており価格.comで見ても問い合わせとなっているところが多いので、店頭在庫だけで製造は終わっているのではないでしょうか。