iPad ProとAdobe Creative Cloud、使い方によっては非常に使い難いものに

精度の良いペンタブとして期待していたiPad ProとApple Pencilですが、Adobe Creative Cloudとの組み合わせた場合、ワークフローがAdobe Creative Cloudに固定されてしまいます。

そのため、Adobe CS6から移行しようとすると戸惑うことになり、作業内容によっては非常に使い辛いと感じました。

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Creative Cloudに表示されるAcrobatの「アップデート」に注意しましょう

数日前にAdobe Creative CloudのWindows版ソフトがアップデートされました。

それに合わせて「Acrobat DCのアップデート」なるものが表示されるようになりました。

間違えてはいけないのは、Adobeの「アップデート」はMicrosoftで言うところの「アップグレード」であるということです。

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AdobeがCreative Cloudに移行しないユーザーに、やんわりと最後通告(旧サイト・アーカイブ)

Adobeからのニュースメールを見ていくと、こんなバナーがありました。

CS6_end

  • 特別提供版終了のお知らせ(Adobe) (公開終了)

パッケージ版でのアップグレードを終了し、サブスクリプションでのアップグレードのみとしてから数年経ちますから、特別価格での提供が終了するのも仕方ないでしょう。

CS3~5.5は2015年7月31日、CS6は2015年11月30日で終了するとのことです。

ニュースサイトでの記事やコラムなどを見ても、Creative Cloudを使っているというものしか見ませんので、CS6にしがみついているのは自分だけなのかもと錯覚してしまいます。

しかし、最近発売されたPhotoshopの本を見ても、対応バージョンにCS6が含まれていることから、CS6以下のユーザーは、相当数居ると思われます。

多くのソフトウェアが売り切りからサブスクリプション方式になり、更に携帯利用料の値上げや円安による負担増など、出費は増える一方です。現状、8%の消費税も10%になるのは見えており、少なくとも20%までは上げないとダメだと、ある経済評論家は言っていました。

また、私の居た会社でのパソコンの調達方法は、会社が安定している場合はレンタル、先が見えない場合は購入と、状況に合わせて支払方法を変えていました。

自分の利用する機能や頻度と、先行きに不安が無ければ、Creative Cloudに移行すればよいと思います。

何にせよ、期限が切られましたので決めなければなりません。

と、言いたいところですが、Adobeは今までに何回も期限をずらしていますので、今回もどうなるかわかりません。

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Adobe Creative Cloud フォトグラフィプラン(旧サイト・アーカイブ)

昨年からAdobeは、「Photoshop写真業界向けプログラム」を、特定のバージョンアップ対象製品所有者のみ、旧バージョンの購入に関係なく誰でも、価格を月額1,000円から月額980円に、と何度も内容を変更してキャンペーンを続けていました。思うように顧客を獲得出来なかったのか、Adobe Creative Cloud 2014リリースのタイミングで、「Creative Cloud フォトグラフィプラン」として標準プランのひとつにしてきました。

従来の、「Photoshop写真業界向けプログラム」には、2つの問題がありました。

ひとつは、Creative Cloud全般に言えることですが、従来の買い切りと異なり、サブスクリプション制のため、契約を打ち切った場合、そこで使用権が無くなるということです。言わば、ソフトのレンタルです。ネットで使用権をチェックしていますので、隠れて使い続けることは出来ません。

もうひとつの問題は、「Photoshop写真業界向けプログラム」は、一度契約を打ち切ると再契約が出来ず、高価な単体サブスクリプション契約しか出来なくなることでした。そのため、一度契約すると、強迫観念から解約出来なくなります。

今回、標準プランとなったことで、ふたつめの問題は解決しました。サブスクリプション制に対しての懸念はありますが、2年間の契約料が、従来のバージョンアップ費用と、ほぼ同額のため、価格的には妥協の範囲であると思います。あとは、自分の使いたい機能と、Creative Cloudに含まれる新機能を比較して、移行するに値するかどうかです。

こちらには、バージョンごとの機能の有無が一覧で示されています。よく見るとCC(2013)で追加・強化された機能、CC(2014)で追加・強化された機能が別項目となっているので、CS6より物凄く良くなっているような錯覚を受けます。

もし、CS6以前を持っていて、「Creative Cloud フォトグラフィプラン」を契約するなら、別のAdobe IDで契約した方がよいかもしれません。万が一、使用許諾条件が変わって、Creative Cloud以前のバージョンの使用権を失うことになっても、旧バージョンと紐づけられ使用権を失うことはありませんので。

私は今回もスキップです。私が行う作業において魅力的な追加機能・強化機能が見当たらないためです。

「Photoshop写真業界向けプログラム」の解放(旧サイト・アーカイブ)

※100万人という数字についての考察を追記

結局、2013年12月9日まで延長しても契約が取れないようで、12月31日まで延長したようです。

想定した契約数が確保出来ないようですので、このプランはAdobeにとっては赤になるのかもしれません。こうなると、既存ユーザーを切り捨てるわけにもいきませんので、更にお得なプランが提示されることが期待されます。

ただ、いくら値段を下げても、既存ユーザーが反発しているのは、サブスクリプションという契約形態だと思うので、Creative Cloudを押し進める限り、これ以上、契約は増えない気がします。


制約を外しても契約が取れないようです。

このまま契約が増えなければ、サブスクリプション制を元の売り切り制に戻すかもしれませんし、サブスクリプション価格を上げて、既存顧客からの収益を増やすかもしれません。毎年12,000円を払い続けるか、Adobeが折れるのを待つか、難しい判断です。


Adobeは、Adobe Creative Suite(以下CS)からAdobe Creative Cloud(以下CC)に全面的に製品体系を変え、サブスクリプションで提供するCCでしか機能の向上は行わないこととしました。

年間6万円もかかるCCを購入することは、私には無理なので、Photoshop CS3以降からのみ購入が可能な、「Photoshop写真業界向けプログラム」でPhotoshopだけでもバージョンアップしていこうかと考えていました。

これは、Photoshop CS3以降を単体で購入している場合に、年間契約を行うことで、Photoshop CCとLightroom 5が、年間12,000円で済むものです。解約しない限り、年間12,000円という金額は変わりません。いままでのPhotoshop CSシリーズでのバージョンアップ1回分は、このプログラムを2年で負担する金額と同じくらいなので、2年ごとにバージョンアップすると考えると、まあ、購入しても良いかなと思っていました。

このプログラムは写真業界向けとなっていますが、個人の絵描きさんをターゲットにしているようにも思えます。

期限は2013年12月31日だったので、まだ考えていたのですが、ここにきて、期間限定ですが「CS3以降を持っている」という条件を撤廃し、誰でも購入出来るようにしてきました。これはバージョンアップという特権を無意味な物にしたということであり、移行する意志のない者は客ではないとでも言っているようにも思えます。

今までは3バージョン、バージョンアップしたら、バージョンアップ版を購入する程度の出費で済んだものが、Adobeがバージョンアップを前1バージョンに制限したことで、Photoshopを利用している人は、何かしらの不具合が発生した時点で、買い替えた方が安いと判断して、バージョンアップもやめてしまったのかもしれません。

そこにきて、全面的なサブスクリプション制への移行です。価格を抑えてどうにかサブスクリプションに参加させようと、このようなプログラムを提供したが、思ったほど購入者がいなかったのでしょう。

何故、サブスクリプションがダメなのかというと、今までの購入形態では、制限はありますが使用権は半永久的に続きます。ところが、サブスクリプションでは、支払いを止めた時点で使用権を失います。そのため、一度サブスクリプションのCCを使い始めたら、CCを使い続けるために支払いを止められなくなるのです。

これは、MSのEA契約とは大きく違う点です。例えば、会社の一部の部門が分社や売却されると、EA契約から外れます。そこでOfficeなどの使用権を失ったら仕事が出来なくなります。そのため、通常は契約が切れた場合でも、バージョンアップが出来ないだけで、その時点のバージョンを使えるような契約とします。即ち使用権は残るのです。

先日も、量販店でAdobe製品を買っている人を見ましたが、CCはサブスクリプション制なのでダメだと、CS6を買っていきました。全世界で100万人契約したとのことですが、それはAdobeユーザーの何パーセントなのでしょう。

このような記事がありました。

この記事からは、流出した1億5200万件のAdobe IDの内、4300万件は無効なアカウントとのことなので、現在のAdobeユーザーは1億人程度と推測されます。その内、100万人がCCを契約したということは、1%程度しかいないことになります。逆に考えれば、Adobeのサブスクリプションへの移行という方針に90%以上のユーザーが反対しているともとれます。

別の考え方として、カード情報を盗まれた290万人はAdobe Storeでの購入実績があり、今後も購入する可能性があるということでカード情報を登録しておいたと考え、かつ、Adobe Store以外で買う客は居ないと考えても、CCを契約した人は、35%程度ということになります。

これらの事実から、CCというサブスクリプション契約は、Adobeユーザーには受け入れられていないのではないでしょうか。

Adobeはこれまで何度も、アップグレードポリシーを変更しては、ユーザーの反発を受けて方針を変更するということを繰り返しています。今回のサブスクリプションへの移行という方針は世間一般の流れであり、Adobeとしても引けないのかもしれません。ユーザーとの我慢比べとなる可能性があります。言えることは、100万人という数字は、Adobeユーザー全体から考えると、それほど大きな数字ではないということです。

蛇足ですが、2013/11/22のPSNへの攻撃でPSNのパスワードの変更を余儀なくされました。

PSNに登録しているメールアドレスは、Adobe IDとして登録しているメールアドレスと同じなので、今考えると、この攻撃はAdobe IDの流出によるものと思われます。いくらサービス毎にパスワードを変えても、メールアドレスは変えませんので、このようなことが起きます。Adobe IDやPSNのように世界に提供されているサービスではメールアドレスも専用のものを用意した方がよいかもしれません。

なお、キャンペーン情報は、ここにまとめられているので購入の参考にして頂くとよいでしょう。

私は、CS3以降という制限を撤廃することもあることがわかりましたので、このプログラムは購入せず、CS6を使い続けるつもりです。

Adobe Creative Suite終了(旧サイト・アーカイブ)

この記事によるとAdobe Creatibe Suite 6(以下CS6)で終了し、今後Adobe Creatibe Cloudに集中するとのことです。

PhotoshopだけとかIllustratorだけとか単体製品だけしか使わないクリエイターにとって、Suite製品やCloud製品は価格的にメリットは無かったでしょう。

比較的安い価格でのSuite製品への移行やSuite製品にしか含まれない機能のリリース、アップグレードを前1世代に縮めるなど、個人ユーザーにはだんだん使い難い製品になってきました。

先日、Creative SuiteユーザーにどうすればCreative Cloudに移行してくれるかのアンケートが行われましたが、その結果から、移行したくないというユーザーを切り捨てても問題無いと判断したのでしょう。

当面はCS6以前を使っていても問題ありませんが、アップグレードパスが絶たれたことで、バージョンアップを考える必要は無くなりました。CS6の機能で問題が出た段階で、Creative Cloudに移るなら最初の1年は26,400円の一括払いで、移行可能とのことです。

Adobe製品は機能的に肥大化し過ぎている気がしますので、それなりの価格で機能を絞った製品が出て来れば、一気に個人ユーザーは移行しそうです。

大胆な発表をしては、不満を買い、妥協策を発表して来たAdobeですが、Creative Cloudへの移行という方向性は変えるつもりは無いようです。Adobe自身、企業ユーザーや一部の高額収入ユーザーのみを相手に、商売をする方針でないと生き残れない状態なのかもしれません。

Adobe Creative Cloudへの移行(旧サイト・アーカイブ)

CS3、CS4のユーザーがアップグレード出来るのも、あと僅かになりました。

自分は、Suite製品はCreative Cloudに移行せず、パッケージ版でCS6にアップグレードしたのですが、親が使う単体製品のCS3があり、どうしようか迷っていましたが、アップグレードしないことにしました。

店頭では、すでにPhotoshopなどの幾つかの製品は、アップグレードパッケージが売り切れで、Creative Cloudしかアップグレードパスが残っていない製品もあります。

Creative Cloudとパッケージ版とでは、同じCS6なのに、だんだんと機能に違いが出てきています。Creative Cloudだけにリリースされるツールや機能が増えており、やはりそれらは魅力的なもので、最終的には移行しなければならなくなりそうです。

しかし、年間6万円(単品版は年間26,400円)もの費用を払い続けなければ使えないツールは、プロにしか使えないものになってしまいました。

12月末までにどれだけの人が移行するのか、アドビの思惑通りになるのか、ユーザーが付いて来ず、方針を曲げるか、様子見です。

企業でパソコンを導入する場合、レンタルやリースで借りるか、購入するかの判断は、その時の企業の状態によります。儲かっていれば借りて、儲かっていなければ購入です。購入は一時的に費用が嵩みますが、翌年以降費用は掛かりません。借りれば儲かっていなくとも払い続けなければなりません。

今、収入に余裕があり、携帯やソフトなど何でもサービスに頼っていると、いざ収入が減ると何も出来なくなってしまいます。何でもクラウドだサービスだと流行りですが、後で困りそうです。

Acrobat XIとCreative Suite(旧サイト・アーカイブ)

Adobe Acrobat XIの体験版も公開され、発売も2012/10/26と迫っています。日付から言ってWindows 8対応ということが大きいような気がします。

Creative Suite 5.5、6.0にはAcrobat X Proが含まれています。元々、Creative Suiteのリリース時期とAcrobatのリリース時期は、ずれているので、最新版のAcrobatが出ると、他のソフトもマイナーアップグレードされCreative Suiteは0.5アップされて発売されていました。

しかし、Acrobat XIのFAQを見ると、Creative Suite 5.5、6.0はAcrobat Xしか使用権がなく、Acrobat XIはCreative Cloudでしか提供されないと記されています。

Creative Suiteを使う人で、Acrobat XIを必要とする人はそれほど居ないとは思いますが、Adobeは、どうにかしてCreative Cloudを契約させようとしているようです。

どこかのタイミングで、Creative Cloudに移行せざるを得なくなりそうです。

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