親の携帯を3年も機種変更しておらず、そろそろ変えようと思って目ぼしい機種を探してみると、殆どスマートホンになっていました。従来のガラパゴス携帯もあるにはありますが、今後、高齢者や小さい子供向けを除いてスマートホンだけになる可能性があるので、少し慣れてもらおうとパナソニックのスマートホンに機種変更しました。
P-07Cはパナソニックの最初のスマートホンということで問題が多いです。
- 動作が非常に遅い
- タッチパネルの反応が悪い
- タッチパネルの座標の読み取りがおかしい
- GPSの感度が悪い
- 電池の持ちが悪い
特にタッチパネルの座標の読み取りに関しては、ボタンを押しても反応せず、離れた別のボタンが押された動作をすることが多々あります。
通信料
今回スマートホンに変えることで通信料金が下がることを期待したのですが、結果的にガラパゴス携帯より高くなそうです。親は殆ど外出しないため、WiFiでの通信で済むと考えたためです。
スマートホンは、3GとWiFiの両方が使える場合、WiFiを優先するため家に居るときは、アプリの実行に伴う通信、SPモードメールによる通信などはWiFiで行われるため3Gによるパケット料金はあまり掛からないだろうと考えていました。
そのため、パケホーダイダブル2を契約し、日々の利用パケット数を調べました。
スマートホンを自分が使っていれば「My docomo checker」というAndroidアプリが使えるのですが、離れて暮らしているのでMy DoCoMoを使います。当月の利用状況は、My DoCoMoに1日からの累計として日々更新されていますので、差分を取り、日々のパケット数を調べました。
家に居てWiFiでしか通信していないはずなのに、家に居る日を平均すると2,000パケットほど使われています。外出すると軽く10,000パケットを超えてしまいます。
0.05円/パケットで計算すると、電源を入れて家に置いておくだけで、パケット代だけで月3,000円は掛かる計算です。
量販店の店員も勝手に通信して、すぐに上限に達するのでパケホーダイフラットの方がよいと言っていましたが、M1000などの昔のスマートホンに比べて格段に通信量が多いようです。
2,3か月様子をみてパケホーダイダブル2 (月額税込上限5,985円)にするかパケホーダイフラット(月額税込定額5,460円)にするか考えたいと思います。
iPhoneとAndroid
基本的に、Androidは「メニュー、ホーム、バック」の3ボタン、iPhoneなどは「ホーム」だけの1ボタンです。
そのため、iPhoneのアプリは必要なボタンは画面上に自前で用意しなければなりません。タッチしないとボタンが表示されないアプリもありますが、殆どは行うべき動作のボタンは画面に表示されています。
しかし、Androidはボタンが3個、特にメニューボタンがあることから、次の動作に移る場合はまずメニューボタンを押して表示されたボタンから選択という動作が多いようです。
iPod touchやiPadに慣れていることもありますが、最初、SPモードメールで送信ボタンが無いので戸惑いました。
アプリの操作中に一度画面から目を離しメニューボタンを操作しなければならないAndroidの操作仕様のため、高齢者にAndroidスマートホンの使い方を教えるのは、直観で操作出来るiPhoneより難しいかもしれません。
DoCoMoは高齢者向けには、らくらくホンがあるから十分と考えているのかもしれませんが、「年寄り」というレッテルを貼られるらくらくホンを使いたがらない高齢者もいることを認識して欲しいです。スマートホン一辺倒にするなら、そのことを考慮して、Androidの制約を受けない使いやすいUIを開発してもらいたいです。