Adobe Creative Cloud フォトグラフィプラン

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昨年からAdobeは、「Photoshop写真業界向けプログラム」を、特定のバージョンアップ対象製品所有者のみ、旧バージョンの購入に関係なく誰でも、価格を月額1,000円から月額980円に、と何度も内容を変更してキャンペーンを続けていました。思うように顧客を獲得出来なかったのか、Adobe Creative Cloud 2014リリースのタイミングで、「Creative Cloud フォトグラフィプラン」として標準プランのひとつにしてきました。

従来の、「Photoshop写真業界向けプログラム」には、2つの問題がありました。

ひとつは、Creative Cloud全般に言えることですが、従来の買い切りと異なり、サブスクリプション制のため、契約を打ち切った場合、そこで使用権が無くなるということです。言わば、ソフトのレンタルです。ネットで使用権をチェックしていますので、隠れて使い続けることは出来ません。

もうひとつの問題は、「Photoshop写真業界向けプログラム」は、一度契約を打ち切ると再契約が出来ず、高価な単体サブスクリプション契約しか出来なくなることでした。そのため、一度契約すると、強迫観念から解約出来なくなります。

今回、標準プランとなったことで、ふたつめの問題は解決しました。サブスクリプション制に対しての懸念はありますが、2年間の契約料が、従来のバージョンアップ費用と、ほぼ同額のため、価格的には妥協の範囲であると思います。あとは、自分の使いたい機能と、Creative Cloudに含まれる新機能を比較して、移行するに値するかどうかです。

こちらには、バージョンごとの機能の有無が一覧で示されています。よく見るとCC(2013)で追加・強化された機能、CC(2014)で追加・強化された機能が別項目となっているので、CS6より物凄く良くなっているような錯覚を受けます。

もし、CS6以前を持っていて、「Creative Cloud フォトグラフィプラン」を契約するなら、別のAdobe IDで契約した方がよいかもしれません。万が一、使用許諾条件が変わって、Creative Cloud以前のバージョンの使用権を失うことになっても、旧バージョンと紐づけられ使用権を失うことはありませんので。

私は今回もスキップです。私が行う作業において魅力的な追加機能・強化機能が見当たらないためです。

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