縦600ドットのWindows PC

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Windows 8 Consumer previewもダウンロード出来るようになり、そろそろWindows 8への移行も考えて試してみようと思いました。

まず、定番の仮想環境へのインストールですが、Windows 7に搭載されているWindows Virtual PCにはインストール出来ませんでした。元々、Windows Virtual PCはWindows XPからの移行を担保するための仕組みなのでWindows XP当時のデバイスがエミュレートされており、Windows 8ではサポートされなくなったようです。

こちらを見ると、Oracle VM VirtualBoxなら大丈夫とのことなのでVirtualBOXをインストールし、その上でWindows 8を動かしてみたところ、問題無く動作しました。これなら評価に使えるかなと思ったのですが、iTunesと競合し、結局、アンインストールしました。VirtualBOXをインストールすると、iPod touchやiPadとiTunesとのWiFi同期が出来なくなりました。VirtualBOXインストール時インストールされるネットワークドライバーが、原因のようなのですが、回避策は調査中です。

仮想環境を諦めて、古いVAIO UX50を持ち出して、Windows 8をインストールしてみました。

インストールは問題無く進み、Windows 8が立ち上がりました。タッチスクリーンでいろいろ操作して、IEを立ち上げようとしたところ、解像度が低いので起動できないとのことでした。

調べてみると、Windows 8は1024×768(XGA)以上の解像度が必須とのことでした。VAIO UX50の解像度は1024×600です。そうなると今、外出時に使っている工人舎のNetBookも1024×600なのでWindows 8にバージョンアップ出来ないことになります。

では、最近のWindowsタブレットマシンのスペックはどうなのかと見ると、いまだに1024×600のものが多いことがわかりました。今日発表された、mouse computerのLuvPad WN701も解像度は1024×600です。

MSは「Windows 8は1024×768(XGA)以上の解像度が必須」という制限は変えるつもりはないようです。ならば、PCメーカーも将来性の無い、1024×600という解像度のPCは出さないでもらいたいです。

誰も、Windows 7タブレットがWindows 8にアップグレード出来るとは言っていません。しかし、ニュースサイトやTVでWindows 8が紹介され、「Windows」と「タブレット」というキーワードから、「アップグレード出来る」と錯覚して買う人もいるかもしれません。

「4G」にしても錯覚するのは消費者自身の責任とは言え、錯覚を誘発するネーミングやキーワードを使うのは正しいプロモーションなのか疑問を感じます。


こちらにWindows 8のスクリーン解像度に関する詳細な記事が掲載されました。まだ、日本語の記事は掲載されていませんが、右下の「このページを翻訳します」の右向きの三角印をクリックすることで自動翻訳されます。

この記事を書いた人
Solomon

会社での経験と趣味のモバイルガジェットの利用経験から、製品のレビューや問題の解決方法を模索しています。

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